【ダンス】フリースタイル、要所で見せ場を作る No1371

今日はダンスに関してのお話です。

ダンスと言ってもバトルやフリースタイルでの踊り方なので、振り付けを踊る場合とはちょっと違うかも。

 

ブレイクダンスのレッスンでは色んな技を教えて練習しています。

極論言えば技の使い方も自由で、好きに組み合わせて好きなタイミングで使えばいいんですけど、ある程度効果的な使い方がない訳ではありません。

 

多くの音楽が4エイトという単位でフレーズが変わります。

1、2、3、4、5、6、7、8と数えるのが1エイトで、それが4つ続くと4エイト。

 

フレーズが変わるということは演奏の仕方や歌い方に変化が出ます。

だからその変化に合わせて踊り方も変えるのが音楽とマッチさせるには有効なんですよね。

 

例えばAメロは軽いステップを中心にリズムよく踊って、Bメロでは流れるように動きを繋いで踊る、サビが来たらエンカウントを多用してスピード感のある踊りにする。

とかね。

 

そしてそのフレーズの切り替わりは特に目立つ部分になるので、動きとしても見せ場を作りやすいです。

具体的にはバク宙のようなアクロバット、片手でガッチリ止まる、高速のターン、上下や左右の移動を激しくする、など。

技にもダイナミックなものや緻密なものなど種類があって、それぞれ使い所は異なりますが、フレーズの切り替えはダイナミック系が合いやすい傾向にありますね。

 

4エイトごとにダイナミックな技が入れば約15〜20秒に一度見せ場が来ることになります。

その間に緻密なコンビネーションや美しい流れの技を入れることで5〜10秒に一度の見せ場を作れる。

音楽や状況にもよりますが、こうやってある程度作戦を練っておいた方が本番いい動きはしやすいかもですね。

 

まだ技を覚えたてであれば行き当たりばったりな使い方になってしまうこともありますが、余裕が出てきたらちょっと考えてみるといいかも。

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