この前高速バスに乗る機会があったんですが、昔よりもきつく感じますね。
大学生の頃は青森から東京まで9時間の4列シートに乗って行き、その日の夜にまた東京から青森まで9時間の4列シートで帰るという恐怖のパンダ号往復をよくしていました。(上野に着くからパンダ号というバス)
その習慣自体は流石にきつかったんですが、のちにちょっとランクアップしました。
大学院生くらいの時には4列のバスはきついということで品川に着く3列シートバス、ノクターン号に乗るようになります。
値段は上がるけど新幹線よりはだいぶ安いしなかなか快適。
このパンダからノクターンへ進化した経験があるので、3列シートバスは超快適っていうイメージがありました。
いや、確かに快適なんですけど、長時間乗るっていうのに慣れてないよね。
体がバキバキになる感じがして、なかなか大変。
なんでもそうですけど、体ってストレスを与え続けないと弱くなっていきますよね。
もちろん過剰なストレスは体を破壊もしますが、全くないものよくない。
夜行バスとかは特殊な例ではありますが、長時間座るとか、長時間歩くとか、全力でダッシュするとか、たまにやってないとできなくなっていくことってあるんだろうな〜って思いました。
その点で言うと集中力とか我慢とかも弱くなっていく時代と言われますよね。
動画サイトや音楽サイトに手軽にアクセスができて、膨大な量のコンテンツから何を消費するか選べます。
たくさんあるからこそ、最初の数秒でそれを見るかどうか判断することが多い。
最初の数秒で面白いとか、面白そうって思えない動画は見られないし、音楽もそうなってきてるみたいですよね。
だからなかなか話が進まない物語は楽しむ前に手放してしまうし、前奏が長いと聞かずに終わってしまう名曲もあると思います。
今は別に楽しめてるから良いんだけど、軽いものしか楽しめなくなったら勿体無いですよね。
頭も体も、適度にストレスを与えてスタミナをつけていきたいところですね。