次回作が最高傑作 No.1433

ダンスの仕事やフィットネスの仕事って、物理的に何かを作ったりはしないけど、無形のものを頻繁に作ります。

動きを作ったり、振り付けを作ったり、ショーを作ったり。

当然いい時もあれば微妙な出来の時もあるんですが、その点に関して最近聞いたチャップリンさんの言葉が刺さりましたね。

 

チャップリンさんって、あの有名なチョビ髭コメディアンおじさんですが、すごい作品をたくさん作ったみたいですよね。

そんなたくさんの作品を作ったチャップリンさんに「最高傑作はどれですか?」っていう質問があったらしいです。

 

最高傑作を選ぶって難しいですよね。

ジブリとかディズニーとかファイナルファンタジーとか、名作がたくさんあるカテゴリーから選ぶのは難しい。

個人的にはジブリなら「もののけ姫」、ディズニーなら「アラジン」、FFなら「7」ですけどね。

 

それでチャップリンさんがどれを選んだかというと、

 

「次回作です」っていう答えだったみたい。

 

もうすごい作品をたくさん残している人がそう答えるのはなんかカッコイイですよね。

既に認められているものより良いものを次作りますってことですもんね。

 

そう言えば陸上選手だって毎回自己ベストを更新しようとしてるし、iPhoneも毎回レベルアップします。

ボルトさんが「今日は10秒ちょうどくらいで走るかな〜」とか言わないし、Apple社は「iPhone15は低スペックですが可愛いです」とか言わないですよね。

数値化できる分野ではわかりやすいとはいえ、やってることは同じ。

 

ダンスやフィットネスは無形だし評価基準も曖昧だから最高が何かって難しいけど、なんとなく良いとか悪いとか感じるものな気がする。

当たり前なようなことだけど毎回最高傑作を作ろうとしないとなかなか良いものはできて来ないはず。

今自分がやってることが何であっても、次回を最高傑作にするために頑張るのって楽しいかもしれませんね。

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