【ヨガ】目に見えないもの No.1432

ヨガの考え方では目に見えないものの話が結構出てきます。

体に気が流れていてそれをコントロールするとか、この人からは負のエネルギーが出てるとか、一見謎な事が言われます。

 

ちょっとスピリチュアルな感じがして、最初は受け入れ難いかもしれませんが、こういう目に見えない物って意外と大事かもしれない。

日常的にも「なんか心地いい」とか「なんか気分が悪い」とかを理由もなく感じることってあると思うんですが、こういうのも言い方によってはエネルギーがプラスだとかマイナスだとか言ってるのと近いかも。

そしてそういう直感みたいなのってなぜか当たる時がありますよね。

 

直感を感じることは、偶然っていうケースももちろんあると思うし、経験からくる予測である場合もあると思いますが、実際に目に見えない何かを感じてるんじゃないかって最近思います。

というのも、先日知り合いのDJが「やっぱりレコードの音はいい」って言っていて、気分の問題かな〜って思って聞いてたんですが、実際にデジタルのものと音が違うらしいんですよね。

 

レコードって人間には感知できない範囲の音も録音されているけど、CDなどのデジタルデータにする際に人間に聞こえる範囲の音以外は消して容量を軽くするんだとか。

だから同じように聞こえるけど、レコードの方が多くの音を出しているそうです。

 

その耳に聞こえない音によって良さを感じるってことが実際にあるんですね。

 

目に関してもそうで、人が見えるのは可視光線って言われる範囲のもので、見えないのもありますよね。

 

人が見えるのは赤〜紫の可視光線で、それ以降は赤外線、紫外線と言われるもの。

ラジオ派、マイクロ波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、γ線、という順に光の波長が分かれますが、見えるのはこの中の可視光線だけ。

目に見えないものがほとんどなんですよね。

 

だから今目の前にある光景も、ほんの一部の情報だけが感じ取れていて、ほぼ全体像はわかっていないかもしれない。

同じような場所でも何か違う感じがするのであれば、可視光線以外の光にも違いがあるかもしれないし、聞こえない音に違いがあるかも。

それがあるなら、感じられない味、匂い、触覚もあるのかもしれない。

 

霊とか前世とか神とか、基本的には信じてないですが、自分が感じ取れていない何かがたくさんあることは確かですよね。

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