漫画の「ちはやふる」読んだことありますかね。
かるたの漫画で、競技としてはかなりマニアックだけど内容は面白かったです。
まだ全部読んだわけじゃないんだけど、以前途中まで読んでいて、最近完結したということでまた読もうと思っています。
主人公が高校生の漫画だけあって、若い天才がたくさん登場して競技をしているんですけど、文化系のものなので、大人もたくさん出ます。
若くて耳がいい、反射神経がいい、体もよく動く若手に対して歳を重ねた人が戦うんですが、色んな戦い方でベテランが勝ったりします。
男女も関係なく戦います。
耳と体をめちゃくちゃ使う過酷な競技で、年齢も性別も関係ないってなれば、ダンスとすごく共通点があるな〜って思っちゃいました。
男女別競技は大抵身体能力の最大値で勝負します。
ほとんどのケースで男性有利。
そういう競技はピークの年齢も低くなりますよね。
でも文化的背景が絡んでくるものであれば、そこは関係なくなって、ピーク年齢も一概には決められなくなります。
漫画の中では主人公たちのかるたの先生が出てくるんですが、長年競技をやって痛めた体をうまく使って戦ったり、たくさんの人に教えることで自分の力にしていたり、体の全盛期に勝てなかった分を今に繋げて戦っています。
勝てるまでやる、なんとしても勝つ、そんな感じの熱い人です。
スポーツのように短期決戦で最大のフィジカルを作るのも美しいけれど、一生かけて磨き続けるのもいいですよね。
かるたで年を重ねても札を取るスピードは出せるのと同じように、ダンスでも結構すごい技が何歳でもできるはず。
世界最先端の技は肉体的な才能も関わりますが、それよりも一つ二つ難易度を下げればできるはず。
そして上から3つ目くらいのレベルの技でも十分すごい。
経験を重ねた音楽性や表現力を乗せれば世界一すごい技ができる相手にも勝てるかもしれない。
もちろんかるたの方は漫画の世界なので、実際のことはわかりませんが、繋がるところはあるよね。