【スマホ脳】ポケットにしまっても注意力を奪う No.1424

前回、スマホの中でもSNSなどは中毒性があるという話をしました。

何か別のことをしなければいけない時は邪魔にならないようにアプリの使用制限をしたほうがいいかもってことでしたね。

 

確かにアプリを使えなくすればそこで時間がとられることは減るので、効果ありだとは思いますが、スマホってアプリを使ってなくても集中を乱すものらしいです。

 

チャットやSNSなど、大量にドーパミンを出すものが入っていて、何度もそれを使っていると「スマホは心地よいもの」っていう風に体が認識します。

これは条件付けと呼ばれていて、スマホに限らず起きることですよね。

いつも快眠な枕があれば、環境が変わってもよく眠れる。

調子がいい時に良く着ている服を着たら、調子が悪い日にも調子が上がる。

など、色んな場面で条件付けは起きます。

 

そして脳が快感を感じる経験を何度もしているスマホを持てば、例えその中にアプリが入ってなくても脳は期待してしまう。

そういうことが起きるみたいです。

 

実際に記憶力のテストを使った実験では、スマホが注意力を散漫にさせるということがわかっているようですね。

しかも、スマホを別室に置いた人とポケットにしまった人でも差が出たようです。

電源を切っても目の前にあったら注意がいってしまう。

視界に入らなくても手元にあったら注意がいってしまう。

別室に置いて初めて集中力を奪わなくなるんだとか。

 

もはや呪いのような効果ですね。

 

何か勉強をするときや作業をするときは、スマホを近くに置かないどころか、別の部屋に置いてしまうのが効果的ですね。

PAGE TOP