【スマホ脳】情報を欲しがるようにできている No.1423

今日はスマホ脳の本から、なぜスマホ中毒になるのかっていう話です。

 

スマホ中毒ってたまに聞きますが、一日中スマホを使っている人は結構多いですよね。

色んな機能が入っているツールだから当然でもありますが、僕も1日の中でかなりの時間使っています。

実際必要な機能を使っているだけってこともよくありますよね。

電卓、時計、メモ、本、文章を書く、画像や映像の編集など、単純に作業として使う場合は中毒の対象ではないと思います。

 

逆にスマホに対する中毒性を発揮するのは、メール、チャット、SNSなどのアプリですね。

 

ついつい見てしまったり、目的もなく長時間眺めてしまうといった性質のものです。

それで楽しいならOKだし、別に困ることもないですが、他にやりたいことがあるのに時間無いという場合はスマホ中毒をなんとかした方がいいかもしれませんよね。

 

前にも紹介した「スクリーンタイム」という機能でアプリも使用制限をしたり、普段から持ち歩く端末からは削除してしまうとか、対処法はシンプルですが遠ざけることかな。

実際、今では当たり前になったSNSの「いいね」というシステムを作った人は、あの中毒性の凄さも怖さも知ってるから自分ではSNSの使用制限をしていると書かれてました。

危ないのはわかってるけど売れるのもわかってたんですね。

 

 

で、なんでSNSなどが中毒を起こすのかっていう話なんですが、そもそも人間には新しい情報を手に入れたいという欲求が備わっているらしいです。

 

厳しい自然環境で生き残るためには「ライオンの行動範囲」「落石の多い場所」「仲間の自分に対する評価」などの情報を得ることは生存に直結していました。

だから何か知らない情報が入ってくると欲しがるようにできているんですね。

それが脳内で出てくるドーパミンの作用らしいです。

 

新情報にドーパミンが出る→そこに注意が向く。

メールやチャットでは何か新しい情報が入ってきていないかをついついチェックしてしまうし、SNSは次々に流れてくる情報に目がいきます。

Googleで検索していても、目的の情報と関係ない情報が目に入ったら注意が移ってしまったりします。

 

その情報が生存には全く関係なさそうでも色んな情報を集めることで生き延びてきたので、つい求めてしまう。

人間の構造上SNSを開けば抜け出せなくなるし、メールやチャットは常に気になるようにできているわけですね。

 

それを知ったところで何かの解決にはならないかもしれませんが、非常に強力な欲求を生むものだってわかっておくことで、気軽に開かないようになるかもしれませんね。

時間を奪われたくない人は注意したほうがいいかも。

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