今日もストレスとかに関するお話です。
ストレスって人間以外も感じるもので、動物でも命の危険を感じたらストレス反応が起きます。
むしろ人間よりも反応はわかりやすいかもしれませんね。
攻撃とか逃走がシンプルに起きそう。
でも動物にはなくて人間にあるストレスもあって、その一つが「未来に対する不安」のようです。
今の時代でも健康のことやお金ことは未来への不安としてメジャーだと思いますが、昔の人も未来への不安はあったと言います。
自然災害、飢饉、部族の争いなど、今は命の危険がなくてもいつか起きるかもしれないっていう不安はありますからね。
そしてその不安は危険を感じた回数とかで大きくなっていくことも考えられます。
冬に食べ物が取れなかったという経験から、冬に対しての不安が生まれたり、周りに嫌われた人が集落から追い出されて死んでしまったのを見れば人間関係への不安が生まれますよね。
今は大丈夫だけど次の冬は大丈夫かな〜とか思うんですね。
そういった未来への不安は体の中では今まさに感じているストレスと同じように働きます。
つまり現状ストレスなく生きていても体はストレス反応を示すということ。
体に色々な不調が出てしまうかもしれませんね。
もちろん全ての不安を消し去るっていうのは難しいことだし、その必要もないとは思いますが、あまり多くなりすぎないようにはしたいですよね。
幸い本当に命を落とす危険は結構少なくなった世の中です。
日々頑張って生きるのは大事だけど、たとえうまくできなくてもきっと生きてはいけるはず。
不安を書き出してみてたくさん出てくるようなら、ちょっと気楽に考えてみるのもいいかもしれませんね。
きっと大抵のことはなんとかなるから。