大事なことは無くなれば気づく No.1410

最近運動脳について話していますが、そういう本って色んな実験を紹介して、その結果を元に考察を書いてあるというパターンが多いですよね。

 

脳に関する研究の中には、「脳のこの部分を取り除いて変化が出るか調査しよう」みたいな実験も結構あって、なかなか過激です。

「お猿さんの扁桃体(脳の一部)を切除したらどうなるか」とかね。

そういった実験に関しての説明で、「何か大事だと思うものがあるのであれば、それを無くしてみると本当に大事かどうかがわかる」と書いてありました。

 

まぁ確かに。

 

水が大事かどうかを確かめるには呑まないで過ごしてみたらいいし、人と会うのが大事かどうかを調べるには隔離してみればいい。

単純な話ではありますよね。

 

でもこれって、最近のコロナ禍で身近にも色々起きましたね。

・ミーティングは直接会わないでZOOMでいい

・集まって飲み会とか別にやらなくても大丈夫だったりする

・買い物行かなくてもAmazonで届く

・どこか遊びに行かなくても家で楽しめることたくさんある

みたいな感じで、ずっと続けていたら気がつかないけど、強制的にやめてみたら必要なかった人もいたと思います。

 

逆にこれらに対して、

・結局直接会わないと話が進まない

・みんなと飲んで話さないと元気になれない

・直接見て買うのが楽しい

・家での遊びばかりじゃ満足できない

という風に気が付いた人もいたと思います。

なくてはならないものだったパターンですね。

 

コロナの話は仕方なく始まったものが多かったとは思いますが、自分の生活を振り返ってみて、何か試しにやめてみるのも面白いかもしれませんね。

現状の頻度によるけど、毎日やってることなら1週間くらいやめてみるとか、週1のことなら1ヶ月くらいやめてみるとか。

もちろんいいと思ってやってる事はとりあえずいいと思いますけど、悪い習慣だと感じていることや、どちらでもないこと。

試しに実験してみてちゃんと観測する。

 

例えば朝の二度寝とか、実験として1週間強制的にやめてみて、体調とか気分とかをちゃんと観測する。

その結果いらなかったのならこれから時間が増えるし、必要だったのなら後ろめたく感じずにやればいい。

明確になるのっていいかも。

タバコやお酒のように依存性が絡んでくるものは手順があるかもしれないのでちょっと別かもしれませんが、何かやめてみてもいい習慣があれば、実験として無くしてみるのも面白いかも。

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