【運動脳】集中力を高める② No.1405

ドーパミンって最近は結構メジャーな言葉ですよね。

脳内のホルモンで、いい気分になるやつです。

 

あれと集中力が密接に関係しているという話が今日のテーマです。

 

【継続はドーパミンで】

集中は他のものを無視して今やることに注意を向けることだということを前回話しました。

で、それが持続するにはどうしたらいいのか、

そこでドーパミンが関係するみたいなんですよね。

 

ドーパミンって心地いい感覚を受けるので、それをしたいとか続けたいという気持ちになります。

今こうやって文を書いている時にも少し出てるのかな。

でもあまりドーパミンが出にくい人は一つのことを続けにくくなります。

 

今やってることで心地よくならないから他のことをやろうとしてしまう。

結果的に注意散漫になるみたい。

 

そして比較的ドーパミンが出やすい行為、甘いものとかSNSとかゲームに手を出しやすくなります。

もっと進行するとドラッグやギャンブルかな。

 

だからそもそもドーパミンがたくさん出た方が、つまらないものでも集中しやすいと言えます。

 

そして運動によってドーパミンが増えるので、何かに集中する前に運動しておくといいんですよね。

 

心拍数が上がるような運動をすることで、数時間くらいは通常よりも高いドーパミンが出るようで、長く集中したい時は数時間おきに体を動かすのもいいかな。

 

そしてハードな運動であるほど集中力は高まるみたい。

あの4分間頑張るHIITとかいいかもですね。

時間的には仕事の合間にもできちゃう。

 

ちなみにこのハードなほど集中できるというのは、野生生活をしていた石器時代には、戦闘中や逃走中には一点に集中して危機を乗り切る必要がありました。

だから体に負荷がかかると集中力が高まる仕組みになってるんですね。

 

逆に言えば危機が迫っていない時は集中しすぎず意識を分散させておく必要があったと思います。

 

例えばのんびり寝転がってる時に、雲の形にすっごい集中してたら周りに猛獣がきても気がつかないですよね。

そんなことになったらすぐに食べられちゃう。

だから普段は集中しすぎないようにしつつ、いざという時に集中できる体の構造なのかな。

 

今はあまり命の危険が多くはないので、ちょいちょい体に負荷をかけて集中できるようにしておくと色々捗るかも。

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