最近はあまり行かなくなってしまったんですけど、スーパー銭湯とかにいくとたまに「炭酸泉」があります。
温度が低めでシュワシュワのやつね。
全国展開の極楽湯さんとか、新宿でよく行ってたテルマー湯さんでよく入った気がする。
血行促進に効果が高いと書かれているからなんとなく好きで入ってたんですけど、そういえば「なんで血行促進効果があるのかな〜」って気になって調べてみました。
【炭酸は老廃物】
普段呼吸ってしてると思うんですけど、その結果酸素が「肺→血管→細胞」という風に運ばれます。
そして何かを食べれば「消化器官→血管→細胞」という風に栄養も運ばれます。
その細胞で必要なエネルギーなどを合成したら、同時に老廃物も出ます。
静脈やリンパ管で色んな老廃物が運ばれるわけですが、その中には「炭酸」もあるようです。
「細胞→静脈→肺→息で出る」という流れですね。
この炭酸が多いと老廃物がたくさん出てるということで、「もっと酸素や栄養を回さないといけない」という信号が出るそう。
その結果血管が拡張して血流が促進されます。
つまり炭酸の濃度が高くなることで血行促進するということですね。
【皮膚から入り込む】
そんな炭酸ですが、炭酸泉のように全身で浸かると皮膚から吸収されて血管に入り込むみたいです。
そんなことが起きてるとは思わなかったけど、炭酸泉は結構直接的な効果だったんですね。
ちなみにお風呂みたいに暖かくなくても血行促進効果があるらしく、普通の水と炭酸水、それぞれに手をつけておくと炭酸水の方は血行促進によって赤くなるみたいです。
なんとなくいいのかな〜って思ってたけど、そういうメカニズムだったんですね。
なかなかお風呂屋さんに行くことはないけど、家庭用の炭酸泉アイテムとかもあるから使ってみるのも意外といいのかも。