僕はダンスをするとき、コリオグラフィー(振り付けを作って踊る)の場合と、フリースタイル(振り付けを作らずに自由に踊る)の場合があります。
どちらについてもどうやって動きを決めているのかってたまに聞かれますが、今日は特に分かりにくいフリースタイルについて。
沢山の方法を組み合わせてやるので、単純なのものから一つ一つ説明してみようかな。
ブレイクダンスなどのストリートダンスではフリースタイルの踊り方が結構使われるので、そういうの踊る人は一応知っておくと良いかも。
【カウント】
フリースタイルで踊る場合、一番単純な方法はカウントに合わせる踊り方です。
基本的には音楽って8拍子でカウントが取れます。
「1、2、3、4、5、6、7、8、1、2、3、4、5、6、7、8」という風に、8カウントで次の8カウントへ。
それが4つ固まると4×8(フォーエイト)、だいたい4×8ごとに曲調が変わります。
場合によっては2×8で変わったりする事も結構あるし、それ以外のパターンも無くはないです。
このカウントに合わせてできるステップを踏んだり、上半身を動かしたりするのがスタートですね。
【8カウントでの変化】
まずは自分ができるステップを一つカウントに合わせて動きます。
例えばHIPHOPで使われるランニングマンっていうステップをカウントに合わせたら、8カウントで8回やる感じ。
その次の8カウントでは違うステップをするか、ランニングマンのやり方を変えます。
そうやって8カウント毎に変化をしていくと、ある程度余裕を持って変化させていけると思います。
慣れてきたらそれを4カウント毎に変えたり、2カウント毎に変えたりといった早い変化もできるようになると、見ていて飽きない動きになると思います。
【最後は8か1で終わる】
踊る長さは4×8でも8×8でも、それ以上でもいいんですが、どこかで終わらないといけません。
そんな時にはカウントの8か1で終わるのがいい区切りになります。
特に4×8の最後に来る8か、その後にくる4×8の始まりにあたる1が気持ち良く終わりますね。
ということで、まずは8カウント毎に動きを変えていって、最後に8か1のカウントで終わる。
これでフリースタイルの第一歩が踏み出せます。