【体のこと】骨盤の骨 No.1388

今日は体の構造について。

中心にある骨盤、いろんな動作において重要度が高い部位ですよね。

そんな骨盤の構造って意外とよくわからないかもしれません。

形とか位置とか、ある程度認識しておけばスポーツなどの動作時にも自分の動きをイメージしやすいかも。

 

【骨は大きく分けて3つ、もうちょっと分けると5つ】

まず正面から見てみましょうか。

上にある一番大きな骨が腸骨です。

ウエストのすぐ下に位置するかな。

 

真正面のど真ん中にあるのが恥骨。

下にあるのが坐骨です。

 

この上の「腸骨(ちょうこつ)」前の「恥骨(ちこつ)」下の「坐骨(ざこつ)」はガッチリくっついてるので3つ合わせて「寛骨(かんこつ)」とも言います。

そして後ろ側にあるのが「仙骨(せんこつ)」とそのすぐ下にくっついてる「尾骨(びこつ)」です。

これは後ろから触るとすぐに触れますね。

 

【横から見たら腸骨と恥骨が前】

 

横から見たら二か所出っぱるのがわかりますかね。

腸骨の部分と恥骨の部分です。

図だと腸骨の方が前にあるように見えますが、まっすぐな姿勢ではこの2か所が同じくらい前にあった方がいいと言われます。

腸骨が前すぎたら腰を反りすぎていて、恥骨が前すぎなら腰が丸まってる。

 

もちろん状況によってどちらも必要な動きですが、直立の時は同じくらいの位置がいいよねってことかな。

 

そしてその位置にあれば坐骨が一番下になるので、まっすぐ座ると床に着くのは坐骨です。

だけど後ろに傾きすぎた状態で座ると、後ろ側にある仙骨が床につくので、背骨ごと曲がってしまって腰に悪いって言われますね。(仙骨は背骨の一番下とくっついていて、ほぼ背骨の一部みたいな感じ)

 

後ろから見ると仙骨がよくわかりますよね。

背骨の一番下、「腰椎(ようつい)」と直接くっついています。

そしてその反対側には尾骨がある。

背骨を動かす時にはこの仙骨や尾骨までをイメージして動かすと滑らかになりやすいと思います。

特にダンスのウェーブとかをするならこの構造をイメージした方がいいと思いますね。

 

ぱっと見で骨の構造がわからない部位なので、こうやって知識として知っておくといいかも。

最近の記事

PAGE TOP