今日は体の構造について。
中心にある骨盤、いろんな動作において重要度が高い部位ですよね。
そんな骨盤の構造って意外とよくわからないかもしれません。
形とか位置とか、ある程度認識しておけばスポーツなどの動作時にも自分の動きをイメージしやすいかも。
【骨は大きく分けて3つ、もうちょっと分けると5つ】
まず正面から見てみましょうか。
上にある一番大きな骨が腸骨です。
ウエストのすぐ下に位置するかな。
真正面のど真ん中にあるのが恥骨。
下にあるのが坐骨です。
この上の「腸骨(ちょうこつ)」前の「恥骨(ちこつ)」下の「坐骨(ざこつ)」はガッチリくっついてるので3つ合わせて「寛骨(かんこつ)」とも言います。
そして後ろ側にあるのが「仙骨(せんこつ)」とそのすぐ下にくっついてる「尾骨(びこつ)」です。
これは後ろから触るとすぐに触れますね。
【横から見たら腸骨と恥骨が前】
横から見たら二か所出っぱるのがわかりますかね。
腸骨の部分と恥骨の部分です。
図だと腸骨の方が前にあるように見えますが、まっすぐな姿勢ではこの2か所が同じくらい前にあった方がいいと言われます。
腸骨が前すぎたら腰を反りすぎていて、恥骨が前すぎなら腰が丸まってる。
もちろん状況によってどちらも必要な動きですが、直立の時は同じくらいの位置がいいよねってことかな。
そしてその位置にあれば坐骨が一番下になるので、まっすぐ座ると床に着くのは坐骨です。
だけど後ろに傾きすぎた状態で座ると、後ろ側にある仙骨が床につくので、背骨ごと曲がってしまって腰に悪いって言われますね。(仙骨は背骨の一番下とくっついていて、ほぼ背骨の一部みたいな感じ)
後ろから見ると仙骨がよくわかりますよね。
背骨の一番下、「腰椎(ようつい)」と直接くっついています。
そしてその反対側には尾骨がある。
背骨を動かす時にはこの仙骨や尾骨までをイメージして動かすと滑らかになりやすいと思います。
特にダンスのウェーブとかをするならこの構造をイメージした方がいいと思いますね。
ぱっと見で骨の構造がわからない部位なので、こうやって知識として知っておくといいかも。