今日も子供に関しての研究について。
今回調べたのは前にも聞いた事があったものだったので、ブログにも書いたことあったかもしれませんが、難しいことにチャレンジしていく子供はどう育てられているのかっていう内容です。
勉強でもスポーツでも、何か課題が出た時に結果に関わらず果敢に挑戦していく人は、いつの間にか高いレベルになっていたりしますよね。
それに対し、挑戦を渋るとなかなか成長しなくて、長い目で見ると大きな差になってしまいます。
そしてそれは大人になってからも関わってきて、仕事面なんかでも差が開いたりすると思います。
では挑戦する人としない人は何が違うのかと言えば、「褒められ方」に違いがあるといいます。
僕が聞いた実験では、IQテストを子供たちにしてもらって、
・才能を褒めるグループ
・努力を褒めるグループ
に分けて、その後の成績の伸びを調査した内容でした。
結果としては努力を誉めた方が良い成績になったということに。
【なぜ努力を誉めた方が伸びるのか】
センスがいいね、才能あるね、天才だね。
そんな風に生まれ持っての才能を誉められたグループは、失敗を恐れるようになるみたいですね。
自分には素質があって、そのことに他者が価値を持っている。
だから失敗できないし、挑戦しなければ失敗もしない。
「本気出せばできるけどね」っていうスタンスでやらない可能性が出てきます。
長い目で見ると伸びないわけですね。
逆に努力を褒める場合は、頑張ったからできたとか、頑張ってること自体に価値を感じるようになるみたい。
だから失敗したとしてもやり続けるし、努力すれば今より難しいことができるようになると感じます。
そうなれば失敗を恐れず難しいことに挑戦していった結果、最終的に大きくレベルアップできるわけですね。
【センスを潰してしまいがち】
考えてみたら、サッと覚えてしまうセンスの良い人に対しては、つい「センスいいねとか、天才だね」って言ってしまいます。
逆になかなかうまくいかない人に対しては「頑張ったね」と努力を自然に誉めてしまう。
でもセンスがいい人だって頑張っているし、才能があるからというだけで終わらせてしまってはその人の可能性を潰してしまうかもしれない。
誰だって努力や工夫を認められれば嬉しいと思います。
その辺は気を付けていきたいところですね。