前回、子供に対する接し方みたいな話を少しましたが、色々調べてみると自分にも役立ちそうなことが結構あって面白いです。
小さい子供は人間の根源的な特徴を剥き出しに持っていて、それを上手く対処できる保育士さんとかって人を動かすことに長けてるのかもしれませんよね。
そして人に対してだけでなく、自分自身にも使えることが色々あるから、何かを学ぼうとした時や何かで結果を出そうとした時にも有利だったりして。
そんな大人にも使えそうな子供向け知識の一つに、「3割インプット、7割アウトプット」というのがあります。
これは子供たちが習ったことを早く習得するにはインプットとアウトプットの割合をどうしたら効率的なのかっていう研究のお話です。
もう先に結果は書いてしまいましたが、習ってる時間と自分で実践している時間の割合が3対7の時に一番学習効果が高まったということです。
例えば新しいダンスのステップを教えるのに30分のレッスンをするとします。
その場合は30分間ずっと教えてるよりも、10分教えて20分自分で練習した方が習得や定着がいいということになります。
これは確かにそんな感じかもな〜っていうイメージはありますね。
習って終わりにしたり、その後数回やって終わりという人よりも、何度も練習した人の方が覚えるのは当然ですし、
習っている最中にどんどん実践し始める人の方が覚えるのが早いというのも感じます。
教える時のレッスン構成を決めるとき、こういった要素を考えた方がいいかもしれませんね。
そして同時に、自分が何かを習得するとき、人から習うでも動画や本で学ぶでも、学びのインプットの2倍ちょっとは実践した方がいいってことですね。
逆にそのくらいやったらまた何かインプットして、次のステップに進むのがいいのかも。
1習って2実践、そしたらまた1習って2実践。
こういうサイクルがいいのかもしれませんね。