今日もHIPHOPの歴史についてです。
一般的にHIPHOPには悪いイメージもあるかもしれませんが、それがなんでなのかな〜って話が少し入っていました。
↑参考にした動画
元々奴隷制による迫害があり、その結果アフリカ系の人たちが貧困になる。
その結果治安が悪化してギャングが増える。
そのギャングの人たちが犯罪を減らすためにHIPHOPを広めていったので、そもそも最初から悪い感じが出るのは仕方ないですよね。
でもHIPHOPが広まってからは平和な歌も出たりしつつ、結構多様性が出たというのが前回までのお話でしたね。
ある程度差別が減ったり、HIPHOP自体が広まったりは良かったわけですが、その後もまたアフリカ系の人に不利な政策が行われたりがあったようなんですよね。
その時にはすでにHIPHOPが広まっていたから、そういったことに対する意見を歌にしたりというグループも出てきます。
HIPHOPを聴く人の中では有名な曲ですが、
「Fuck The Police」とかって曲とか、「Public Enemy」っていうグループだったり、なかなか攻撃的なタイトルですよね。
内容も国や警察に酷い仕打ちを受けているという事を歌っていたりして、言葉がとても攻撃的かつ強いメッセージ伝えています。
だから最初はガチのギャングという悪い感じだったけど、その後はどちらかというとレジスタンスって感じかな。
基本的に言葉が汚いのは変わらないけど、ちょっと応援したくなるような変化があったわけですね。
それもあって更に広まったHIPHOPですが、単純に悪い感じがカッコいいみたいな見え方にもなりがちなので、形だけ真似するとちょっと違う感じになりそうw
日本に住んでいてもそういう歌詞に共感できるほど苦労している人はいると思うけど、それは実際かなり少数で、本当の意味で歌っていた人たちの気持ちはわからないかもしれませんね。
そういった背景を知った上で聴いてみると、ただの悪口には聞こえないかも。