【ヨガ】できないなりのやり方を見つける No.1371

前回スカアーサナ(あぐらの形)について少し話しましたが、「あぐらがかけない」という方は意外と多いかもしれません。

膝がすごく浮いてしまうとか、後ろに倒れそうになるとか、膝を曲げてると痛くなるとか。

 

そして当然、物理的に難しいポーズになるほどできないケースが増えますよね。

柔らかさ、強さ、コントロールの何かが伴っていないとできない動きがあると思います。

 

逆に必要な部分を柔らかく、強く、コントロールできるようにすればどんなポーズでもできるようになるかと思います。

そうやって体の変化を積み上げていって、何かを達成するのって楽しいですよね。

 

でも今の自分にとってベストな向き合い方というのもあるかもしれません。

例えば頭立ちや逆立ちのようなバランスポーズは、コントロールする力が足りていなくても勢いでやってみることはできます。

グラグラしたり、倒れながら覚えるのもいい方法ではありますが、今の自分にとってはキャパシティを超えた動きです。

足をいきなり大きく上げたりせずに、今コントロールできる範囲の場所でやるのもいいですよね。

 

最終的な形に捉われすぎず、今の自分にとってできる形でやってみるっていうやり方は、少しもどかしいかもしれないけど安全にできるし、ちょっとずつ変化を感じられるのでそういう楽しみ方ができるかも。

 

スカアーサナ(あぐら)で言えば目的は安定して座るなので、膝が浮いて上手くできない時は少し座る場所を高くしたりするとやりやすいケースが多いです。

だんだん股関節のストレッチを続けていきつつ、座る場所の高さを徐々に下げていけばいいですよね。

 

ダンスの技のようにその動きや形自体が目的であればちょっと変わりますが、ヨガは体や心を整える方が重要だったりするので、そんな練習方法もいいかもって話でした。

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