【ヨガ】ある意味ラスボス、スカアーサナNo.1370

スカアーサナってポーズ名は聞いたことありますでしょうか。

〇〇アーサナっていうサンスクリット語で言われるとよくわかんないかもですが、形としては単純な「あぐら」なので見たことあると思います。

 

このポーズ、ヨガではある意味ラスボス的なポジションになるんですが、難しいポーズや辛いポーズもたくさんある中で、動き自体は結構簡単な方に入ります。

まぁどう考えても逆立ちや180度開脚より簡単そうですもんね。

 

だけど色んなポーズがそもそもなぜ存在するかといえば、このスカアーサナを安定して取れるようにするためとも言えます。

柔軟性が必要なポーズで硬い部分を柔らかくし、筋力が必要なポーズで弱い部分を強化する。

そして不安定なポーズでバランス感覚を高めていけば、どんな体勢でも今まで以上に安定した形にできるはずです。

 

そうやって鍛えた上でスカアーサナのような落ち着いて座るポーズをすれば、体の不安定さが減り、呼吸に集中しやすくなる。

呼吸に集中することで心は落ち着きやすくなり、思考を整えやすくなる。

色んな事を考えたりしないで、呼吸に集中できるから、頭の中もスッキリしますよね。

 

だから、

色んなポーズで体を整える→スカアーサナを高いレベルで行えるようになる。

スカアーサナを高いレベルで行う→心の安定に取り組める。

心を安定させられるようになる→体とかのような物理的に感じられるものだけでなく、心のような少し掴みどころがないものもコントロールできるようになる。

掴みどころのないものもコントロールできるようになる→人生の中で起きる色んなことへの対処ができるようになる。

みたいな感じで、目で見える、体で感じれるものへの意識から、そうでないものへの意識へ進んでいく分岐点になるポーズかも。

 

もちろん他のポーズで呼吸に集中したり、瞑想してもいいとは思うんですが、ヨガの教科書には「座ってやれ」って書いてあるから、スカアーサナとかが使われることが多いかな。

 

色々と難しいポーズができるようになってきたら、一度スカアーサナに立ち戻ってみて、より安定して座れるかを感じてみてもいいですね。

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