本気なら真似もする No.1364

今日は真似をするに関しての話です。

結論としては真似とかどんどんしたほうがいいっていう話になるんですが、僕は割と人の真似するのがしばらく苦手だったんですよね。

ここ数年くらいはあまり気にせず人の真似もするようになって、色々勉強するようになりましたが、なかなか出来なかったな〜

 

【人の真似をできないのはプライドの問題】

人の真似って、場合によってはあまりよく思われないことがありますよね。

特にダンスでは「バイト」という言葉があります。

Bite(噛み付く)」という言葉なんですが、これは誰かの動きや雰囲気を真似して自分のものにする事を指して、基本的には真似した人を非難する言葉です。

日本語訳すると「パクリ野郎」って感じかな。

 

バトル中に相手が誰かのバイトをしていると思った時にはそれを示すハンドサインまであります。

業界ではかなりタブーな行為という事ですね。

 

もちろん基本と言われる技は誰かの真似をして覚えるし、オリジナルな動きであっても参考に真似してみることはあるんですが、基本的に自分色にアレンジしてから使わないといけない感じかな。

そんな世界だからというのもあって、誰かの真似をするというのに結構抵抗感がありました。

 

周りからどう見られるのか気になってしまったり、誰かの真似をしている自分がダサいと思ってですね。

でもそれって自分のプライドでしかない。

本当に上手くなりたい、成果を出したいのであれば、上手い人からどんどん吸収したほうが早く成長できるはず。

 

【仕事なら尚更真似したほうがいい】

そんな経験からか、フィットネスの仕事でも人の真似をそのままするっていうのには抵抗がありました。

でも受ける人にとっては、自分のオリジナルであることよりも、単純に楽しくて効果的な内容を受けたいんじゃないかと思います。

 

つまり上手い人を真似しないことで自己満足にはなるけど、一番大事な受け手に損させているかも知れないということです。

それでは人に提供する内容としては不十分ですよね。

 

やっぱり心の中では人の真似に抵抗があるし、かっこいい事ではないと思ってるけど、それすらしないで良いものを作らないのがもっとカッコ悪い。

 

・自分で生み出して最高のものを提供する

が一番カッコよくて、

・人の真似もするけど良いものを提供する

が次。

・自分で生み出すけど微妙なものを提供する

のが1番ダサい。

 

だから真似しなくても良いようになるまではどんどん真似していった方がいいかな。

ダンスだって、誰かの心を動かしたいのであれば必要ですね。

好き勝手踊ろうとは思ってるけど、もっと上手くなりたいから、いいものをもっと取り入れていきたいものです。

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