意識するという愚行 No.1359

今日も「夢をかなえるゾウ」から。

内容としては前にも書いたことあるようなことになるんですが、何かを変えたかったら「意識する」では無理だよねって話です。

 

 

本の中では「無駄な時間を減らすためにテレビを見ないようにする」という場面があって、そこで「見ないように意識します」というようなセリフがあります。

これって仕事でミスした時とかによく聞くやつですよね。

「次回は失敗しないように意識します」っていう返答。

上司側としては「あ、またやるなこの人」って思うやつですw

 

もちろん意識を変えてうまくいくこともあって、ガッツリ自分の中で切り替わった時には意識でなんとかなることもありますよね。

でも意識をするよりも仕組みとして変えたほうがうまくいきやすいとよく言われます。

 

本の中ではテレビのコンセントを抜いてしまうとか、テレビ自体をしまうとか売るとか。

こうやってテレビを見るためのハードルを上げれば見ないでいられる可能性は高まります。

 

逆にやらなきゃいけないものに関してはなるべく手元に置いて、すぐに始められるようにする。

こういった仕組みづくりが重要ですよね。

 

自分を信じる事自体は大事だけど、次から意識するという自分の言葉はあまり信じすぎず、どうやったら明日の自分ができるようになるかを考えてあげるといいんですかね。

明日の自分はもはや他人であって、今の自分が思ってるよりもしっかりしてない事のほうが多いです。

明日の自分にだけ苦労させるんじゃなくて、今の自分が何かできることをやってあげれば、明日の自分もやりやすくなりますよね。

 

ある意味自分への優しさが重要なのかも。

PAGE TOP