今日はダンスに関して、「早取り」って聞いたことありますかね。
ダンスの業界ではよく聞く言葉なんですが、音楽のリズムよりも早く動いてしまう事を指していて、あまり好ましくない状況ですね。
フィットネスのように運動が目的なら全く問題ないんですが、音楽に合わせた表現を見せるとなれば問題になります。
今日はそんな早取りを治す方法なんかを書いてみようかと思います。
【そもそも気がついてないかもしれない】
早取りって自分でもわかるケースもあれば、自分では気がつかないケースも結構あります。
まずは気がつかなければ始まらないので、そこは何とかしたいですよね。
一番確実なのはビデオで撮ってみて動きと音楽のズレがないかチェックする事かな。
なんかピッタリ音楽に合ってないな〜と思ったら、早取りや遅れの可能性があります。
そういう時は是非早取り解消をしたら気持ちいいダンスになるかも。
【まずは手拍子】
では早取りの解消プログラムに進みましょうか。
ステップ1はまず手拍子ですね。
手は体の部位の中でも最も器用だと思います。
そして手拍子なら単純な動きだし、ほとんどの人がやった事あるはず。
やったことがないとしたらこの機会の人生初手拍子をしましょう。
そんな手拍子練習で使えるのがこちら。
この動画に合わせて手を叩いてみてください。
動画の中でリズムトレーニングが5つあって、とりあえず1つ目ができればいいかな。
意外に難しいかもです。
5個目とかめちゃむずいw
【足踏み】
ダンスは基本的に足の方が使いますので、次は足踏みです。
さっきの動画を手拍子でクリアしたら次は足踏みでチャレンジですね。
【単純なアイソレーション】
そして次はダンスでよく使う胴体部分。
胸や肩のアイソレーションでやってみましょう。
ここまでできれば、とりあえず単純なリズム感はOKだと思います。
ここからは単純な動きでは大丈夫だけど踊るとズレるってケースですね。
まぁこの場合は動き自体に余裕がないというのがほぼ答えなので反復練習が必要になるんですが、どのくらいまで練習すればいいのかっていう目安があります。
それが「音楽に集中できるまで」ですね。
手足の動かし方や、次の動きのことを考えているうちは音楽に集中するのが難しいです。
そして音楽を聞いてないとリズムが狂います。
その結果早取りが発生するんですよね。
ちなみに動きを覚えるまでは遅れたりもしますが、一度動きを覚えてからは早取りが多くなります。
動きに気を取られて焦るんですかね。
という事で、そもそものリズム取りがズレてれば全部ずれますので、さっきの動画などでリズム感をつけます。
その上で早くなってしまうとしたら動きに余裕がないので、曲に集中できるまで練習しましょう。
という事で、今日は早取り解消エクササイズの日でした。