野菜は体に悪いという話もある No.1347

野菜って基本的に体に良いとされますよね。

子供の頃には野菜を食べろと誰もが言われるし、ダイエットといえば野菜中心の食事。

 

もちろん何を食べるか、どういう食べ方をするか、どのくらい食べるかっていうことが絡むので、一概に体に良いとかは言えませんが、必要な栄養素が多いし、太りやすい成分もあまりないものが多い。

健康やダイエットにおいては非常に重宝されるものです。

 

 

でも中には野菜は体に悪いという意見もやっぱりありますよね。

例えば農薬とか、品種改良の結果野菜の栄養が無くなってるとか。

こういうのもまぁ、考えるべきなのかもしれないけど、最近聞いたのは「抗酸化物質」についてです。

 

抗酸化物質って、体の酸化を抑えてくれるから老化の防止になるとか、病気の予防のになるとか言われていて、健康のためには割と重要視されているものです。

でもこの抗酸化物質はそもそも植物が身を守るためのものであって、人間の体のために作られた訳ではありません。

虫や動物からのストレスに対処したり、光や温度などのストレスから身を守るために作られていると考えられていて、色んな植物にあります。

トマトやブルーベリーの色素とかはメジャーですよね。

リコピン、アントシアニン。

 

その植物が身を守るために作った物質が人間の体内でもいい働きをしてくれるからたくさん食べようねっていうのが基本的な考え方。

でも植物が食べられたりしたときに抵抗するものなんかは、人が食べたらむしろ害があるという話もあるんですよね。

まぁそういうのは分かりやすく毒キノコとかみたいになってる気がしますが、野菜にも結構あるんだという説。

 

僕自身、大学院ではこの抗酸化物質を多く含む栽培法を研究してたので、いいものだと思ってましたし、今でも多分いいんじゃないかと思っています。

だけど色んな意見を聞くのって大事ですよね。

 

運動を仕事にしてるけど、運動は体に悪いっていう側面も知らなきゃいけないし、ヨガをしてるけど、ストレッチや瞑想のデメリットなんかもあれば知っておいた方がいい。

正しいかどうかはまた別だけど、とりあえず多角的に物事を見たいですね。

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