伝わってるかどうかだよね No.1344

昨日はインストラクターのオンライン勉強があって、色々話を聞いたりしていました。

学びになること、再確認できたことなど、いくつかあったので書いておこうかな。

この勉強会は毎回ゲスト講師の人がいて、参加者が質問しまくるって言う回なんですけど、今回のゲストは鈴木悠さんっていうインストラクターでした。

東京で長く活躍していてインストラクターの指導もたくさんしている人なので、非常に参考になることが多かったですね。
やっぱりインストラクターでも講師として教えてる人は情報が整理されていて、説明に無駄がない感じがします。

 

【伝えるかより伝わるか】
インストラクターの養成コースで講師をしていると言うことなので、どういったところに気をつけて教えてるのかって話を聞いたんですが、その一つが「伝えるだけにならず、伝わるようにする」でした。

まぁ聞けば当たり前のようなことなんですけど、意外と抜けてしまいやすい所だな〜って思います。

 

もうちょっと具体的に言うと、
「理解度を確認する」と言うのが大きいようです。

 

【伝わったように見えるだけ】
受講者側の人たちの中には、表情などで「意味わかりません」というサインを出してくれる人もいて、その場合は補足説明が必要だとすぐわかりますよね。

でも中には無反応の人もいれば、わかってそうに頷いてくれる人もいます。

ぱっと見わかってそうでも実はわかってないケースって、意外とあるんですよね。

 

わかってそうに見える場合そのまま進めてしまいがちになるけど、序盤で実はつまずいていたので中盤以降全く理解されていないっていう状態に陥ってしまうかも。

かなり最初のうちに置いていかれたのにそのままゴール近くまで来ちゃったって、恐ろしいよね。

 

だからわかってそうに見えたとしても、所々で理解度の確認をするそうです。

「今のところわかった?説明してみて」という感じで。
こうすると受け手としても、曖昧な部分に気がつけるのでいいですよね。

 

【人によって伝え方を変える】

そして伝わらなかった部分というのは伝え方を変える必要がありますよね。

伝わりやすいと思って使った例え話でイメージできない人がいた場合は別の例えが必要かもしれないし、

知ってるだろうと思って使った言葉の意味を知らない人がいれば言い方を変えなければいけません。

 

そうやって色んな人に対応できるような伝え方を身につけていけば、最初からある程度伝わりやすい方法を選べるようになるんでしょうね。

自分の感覚はずれていくものだから、「伝えた」で終わらずに「伝わった」までやる。
こういうのが大事なのかな。

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