【体のこと】リンパ No.1339

先日、一日中体の回復をするスーパーデトックスデーの話をしましたが、その時に受けたマッサージでリンパを流してもらいました。

 

普段自分でマッサージをするときは筋膜を意識したり、筋肉を意識したりという感じでやっていて、あまりリンパにフォーカスすることはないんですけど、実際やってみると良い感じですね。

まぁその日は色んなことやったから、何が効いたのかわかんないですけどw

 

【そもそもリンパってなんやねん】

リンパって言葉を聞いたことはあるんじゃないかと思いますが、興味がなければあんまりよくわかんないんじゃいないですかね。

僕は仕事柄学んだことがありましたが、そうじゃなきゃよく知らないかもですね。

 

ざっくり言うと体の老廃物を運んでくれる機能ですかね。

 

体には細胞がたくさんあって、筋肉、皮膚、内臓など、色んな形をしてます。

その細胞には血液が送られますよね。

動脈から酸素と栄養が送られてきて、細胞近くの毛細血管からブシャーって細胞に出します。

水道から水が出るように、一方的に送られてきます。

 

そして細胞は老廃物や二酸化炭素を静脈に出します。

これは排水するようなイメージかな。

 

その時に細い静脈に入らない大きな老廃物はリンパ管に入って、リンパ液が運んでくれます。

お風呂の排水とかで体の汚れとかは流れるけど、髪の毛とかは別で捨てますよね。

あの感じ。

 

で、全身から鎖骨のあたりまでリンパ液が運ばれた後、大きな静脈に送られて、腎臓で老廃物を処理します。

だからリンパがちゃんと流れてないと老廃物が溜まるので疲れやすかったりするんですね。

 

 

【溜まるところ、リンパ節】

ゴミを運んでくれるリンパですが、各細胞からストレートに終点まで行ってなくて、ところどころでパーキングエリアがあります。

それがリンパ節。

 

全身に何箇所もあるパーキングエリアでゴミ収集車が止まってしまっていると、なかなか仕事が進まなんですよね。

そうやって渋滞した所をマッサージで無理やり進ませるのがリンパマッサージで、渋滞を解消してくれます。

 

【どこをマッサージするのか】

リンパの流れは決まってるので、いくつかのポイントを押さえればOKです。

 

①鎖骨の内側、ちょっと上

一番重要なのが最後の静脈へつながる鎖骨付近のリンパ節です。

ここが溜まってると全部渋滞しますからね。

 

②脇の下

腕やお腹のリンパが脇の下に流れて、その後①につながります。

 

③体幹の真ん中

みぞおちのあたり周辺に下半身のリンパを流すリンパ管があります。

ここから①につながります。

背骨付近のかなり奥の方になるので、マッサージするならちょっと苦しいかもしれないけど、お腹を奥まで押すと良いです。

それか腹式呼吸とかでも効果はあるらしい。

 

④そけい部

下半身のリンパは基本的にここに集合します。

脚の疲れやむくみはここのマッサージで解消できるかも。

ここから③につながって、①に行きます。

 

大まかなところはこの四つだと思うので、最低限このへんを揉んでおけばOKかな。

そのほかの関節にもちょっと重要なリンパ節があるので、全身で見るとこんな感じ。

 

青い丸がリンパ節、赤い矢印が流れる方向です。

(作ってみたけどわかりにくいかもw

Youtubeに動画とかもたくさんあるから、気になったらみて見てください。

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