ダンスレッスンをしていると若い人たちと関わることが多いんですが(一番若いと3歳くらいから)、元気だな〜と思うことがやっぱりあります。
でも僕はフィットネスの仕事もしているので、大人の方と一緒に運動する事も多くて、体力がある方は子供たちより全然タフです。
単純な体力は年齢というよりもどれだけ負荷をかけているかで大きく左右されます。
それに遺伝的要素も大きいので、日頃の負荷×遺伝子で個人差はかなり大きくなります。
それなのに世間一般の「子供は元気」というイメージはなぜなのか。
ふと思ったんですが、子供は非常に無駄(に見える)な動きが多いんですよねw
普通に移動すれば良いところで走ったり、急に大声を出したり。
だからといって常に動いてるわけではなくて、急に寝っ転がったりもする。
切り替えが物凄く早くて、予想ができないんですね。
楽しんで踊ってたと思ったら、急に気に食わないことがあったのか泣き出し、その1分後には爆笑しだす。
「あれ?水分補給で焼酎飲んだのかな?」って思うことが1レッスンで3回くらいあります。
でもそうやってエネルギーを爆発させてると、体も感情も強くなっていくんだと思うし、逆に空気を読めるようになって大人しくしてるとエネルギーは下がっていきそうですね。
実際に体の面では筋肉に負荷をかければ強く、使わなければ弱くなるし、細胞内のミトコンドリア(エネルギーを作ったりしてくれるやつ)も負荷をかけた方が増えるし、使わなければ減ります。
体力がつくのは使うから、体力が落ちるのは使ってないから。
シンプルですよね。
脳の機能も使うほど強くなるし、心の面もそうなのかな。
感情が動く体験が多いほど感情豊かになるのかも。
社会生活を送る上で、3歳児のように振る舞う事は難しいかもしれませんが、体も頭も心も、なるべくたくさん使った方が元気にはなるんじゃないかな。
形に個人差はあるけど、誰もが持っている資源なので、どんどん使って育てていきたいところです。