最近のブレイクダンスレッスンでは、基礎や決まった動きを覚える日と、自分の発想で自由に踊る日を作っています。
みんなそれぞれに得意不得意がありますが、決まったことを覚えるのは全員の中で一番苦手だけど、自由に踊るのは一番得意という人がいます。
振り付けを覚えるのには時間がかかるし、新しい技の特徴を掴むのにも苦労しますが、
自由に踊ると色んな発想がすぐに出てくるし、堂々と動きます。
そんな姿を見ていると、型にはめるような練習をしないで、自由に動く中で新しい動きを覚えていくのもいいのかもな〜とか思います。
でも逆に、いきなり自由に踊るのは難しいという人もいて、(そっちの方が多い)レッスンの内容としては自由に踊ってばかりにはできません。
基本動作ができた方がいいのは全員共通ですしね。
それぞれに得意な技、不得意な技があるように、練習スタイルにも合う合わないがあるもんですね。
実際、世界的に活躍している人たちの練習方法も、結構様々です。
・自分の技の反復練習がほとんどで、一人で入り込んで練習するタイプ
・みんなとのサイファー(円になって一人ずつ踊る形式)が基本で、一人練習はしないタイプ
・その中間(割合は様々)
主にこんな感じですね。
反復練習が多めの場合は、難しい技を覚えるのに有利だし、基本技のクオリティをものすごいレベルまで高めることもできます。
動きで見せるタイプはコッチ系ですね、安定的にすごいことをできます。
サイファーが中心のタイプは音楽とのシンクロに優れていたり、その場での対応力が高くなります。
本番で何が飛び出すかわからない、ワクワクするような踊りになるタイプ、クオリティよりサプライズかな。
どちらもメリットがあるので、組み合わせることが多いけど、その割合は自由。
レッスンでは色んな種類の練習方法を提案するけど、最終的には自分が楽しく、効率よく成長できる方式を選ぶようにしてほしいものです。
No.1314