適当、無責任の良さ

今日はカウンセリングの仕事をしている人の話を少し聞く機会があって、うつ病になりやすい人の特徴なんかを聞きました。

たくさんの人と話してきて感じた主観ということだったので、根拠がはっきりしてるわけじゃないですが、プロの見解は参考になりますよね。

うつ病とまではいかなかったとしても、気分が落ちやすい人はいると思うので、もしかしたら何か参考になるかも。

 

ちなみに今日聞いた特徴は4つ。

・真面目

・気を使う

・自己否定しがち

・言語化能力に優れている

 

最初の3つは「やっぱりな」って感じがしました。

細かいところにも気が行って、何かあれば自分のせいにしてしまうという特徴だと、やっぱり心は疲れちゃいますよね。

 

でも4つ目の「言語化能力に優れている」はちょっと思いつかなかったですね。

一見関係なさそうに見える。

 

でも、状況や感情を表現する精度が高ければ、自分を責めるのが上手くなってしまうようです。

何か嫌なことがあった時に、言語化するのが苦手だと「なんか嫌な気分」で終わりますが、「なぜこうなるんだろう」というようなことも言語化できると、状況がクリアになりますよね。

それ自体はすごくいいことで、よくわからない不安が、明確な問題として捉えられます。

対処の方法も見つかりやすいですよね。

 

でも自分を責める気質や、真面目すぎる性格と組み合わさった時に自分を的確に責めてしまうんだとか。

なんかよくわからない不満じゃなく、明確に自分が悪いという結論を導き出してしまう。

それが必要な場合もあるとは思うけど、いつもやってたら辛いですよね。

 

真面目、気を使う、は色んなことに気づける能力としてメリットがある反面、放っておけばいいことまで気になるリスクがある。

自己否定癖は自分の非を認めることができるので、成長につながったり、誠実に感じられたり、いい面もあるけど、強すぎると必要以上に自分を傷つける。

言語化能力はそれ自体で悪いことはないと思うけど、使い方によってはいい方にも悪い方にも加速させる。

 

一つ一つだけではそこまで問題ないけど、それぞれの特徴が組み合わさるほどに危険ということでした。

 

逆に適当で細かいことを気にしない人は、気分が悪くなることがそもそも少ない。

自己肯定しがちだと、自分の責任を放棄してしまうこともあるけど、自分を責めぎることはない。

言語化が苦手なら問題が少々曖昧で終わる。

こちらもメリットデメリットありますが、うつにはなりにくいですね。

こういう人がダンスチームには多かったな〜w

 

適当や無責任も時には大事ですね。

 

No.1313

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