【健康のこと】石器時代がベストではない

【人間の体は石器時代から大きく変わっていない】

僕は体の勉強の一環で、昔は人がどんな生活をしていたのかっていう事を調べることがあるんですが、歴史とか進化と健康に関わる本を読むと大体「人間の体は石器時代から大きく変わっていない」と言う事が書かれています。

 

ここで言う石器時代は、まだ農耕を始める前の狩猟採集時代の頃ですね。

だから穀物ではなく、木の実や肉、魚を食べる方が体に合っているとか、たくさん歩いたり走ったりする事が必要だとか、健康を考えれば石器時代の生活を参考にした方がいいという言われ方がよくされます。

 

これに関しては納得感があると思っていて、特に最近は「お腹が減ってから数時間は食べ物にありつけなかったはずだから、空腹になってからすぐに食べない方が自然」とかが面白かったですね。

今の時代は冷蔵庫やコンビニにすぐ手が届くから、お腹が空いたらすぐ食べれますが、体はそんな想定はしていないと。

食べたいって言ったからすぐに食べてあげたら、逆にびっくりされると言う感じw

今の時代の「食べ過ぎ」とか「加工食品の弊害」とかはこういった食生活の変化に体の変化が追いついてないって言う側面はありますよね。

 

でも気をつけなきゃいけないのは、「石器時代の生活がベストとは限らない」って事ですよね。

人間の生活は進歩してるんだから、良いものは使った方がいい。

当たり前なことですがw

 

加工度の高い食品が健康を害すると言うことは近年言われ続けていますが、無加工の食品のみを食べていたお猿さん時代は、一日中咀嚼と消化に時間を費やしていたし、平均寿命も今より遥かに少ない。

今の方が良いことって明らかに多いんですよね。

色々と調べると、白米を避けた方が良いかな〜とか、砂糖は危険だな〜とか、まぁ確かにそうなんだけど、極端な考え方になってきます。

物事は一長一短で、一方的に悪いものってあまりないですよね。

自分の信じる方向を持ちつつだけど、1方向に固まりすぎず、柔軟に考えたいものです。

 

No.1310

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