【ダンス】自由に踊るとは

最近ブレイクダンスのレッスンでは、基礎的な動きや振付よりも、自由に踊る練習を増やしています。

自由に踊るって、最初は難しくて、どうしたらいいのかよくわからないと思いますが、しばらく続けてくると自然になってきますね。

まだまだ迷いながらの時も多いですが、皆さん力が抜けてきたように思います。

 

 

そんな姿を見ながらふと思ったんですが、自由に踊るって、そもそもどういう事でしょうね。

やっぱり始めたてでは少し難しく、上手くなってくるとできるようになってくる。

でももう少し上手くなるとまたわからなくなって、さらに進むとできるようになったりする。

単発の技や決まった振り付けと違って、自由に踊るフリースタイルは、直線的には成長しないように思います。

 

【まずは動きを習得する】

そもそもダンスのステップって、最初は動き自体ができないですよね。

単純なものなら見て真似すればできるかもしれないですが、そうでないものの方が多いです。

 

まずは「踊る」の前段階ではありますが、動きの習得をしないと始まらないワケですね。

ここでは「自由に動く」はできるかもしれないけど、「自由に踊る」はまだできないはず。

 

【音に合わせる段階】

動き自体ができるようになったら、次は音楽に合わせて動きますよね。

ここまで来れば一応自由に踊ることもできるかもしれません。

 

カウントを数えながらリズムをとって、ステップや技をそれに合わせたり、楽器やボーカルのメロディに合わせて動いたり。

「自由に音楽に合わせる」事ができるようになってきます。

僕もこの状態の事が多々ありますが、これはまだ本当に自由に踊ってるとは言えないかも。

言わば「音楽に縛られている」という状態。

 

曲とずれないように「意識」しながら踊ってるので。

 

【音楽に乗る段階】

音楽に合わせる事に慣れていって、無意識レベルで曲に合わせられるようになった時、やっと本当に自由に踊れる段階に来ます。

動きは何も考えなくてもできるし、音に集中しなくても音楽に合わせられる。

その状態で、感情やストーリーを表現したり、見てる相手へのメッセージを形にしたり、体が反応するままに任せたり。

曲を聴いて思った通りに動いたら、それが音楽に合ってダンスになっている状態です。

 

言葉をどう定義するかによるけど、「自由に踊る」にも段階があって、より高いレベルの「自由」ができるようになっていくといいですよね。

 

 

No.1304

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