【体のこと】意外と大事な薬指

今日は体の使い方に関してのお話です。

 

意外と薬指って大事なのね〜っていう結論になるんですが、薬指って普段あんまり意識して使わない部分ではないでしょうか?

 

ハンドサインとかも、

親指→GoodとBad

人差し指→あれはなんだ?のポーズ

中指→やってはいけないやつ

薬指→?

小指→約束とか

 

こんな感じで薬指だけないですよね。

 

そもそも薬指って名前は薬を塗る指だからそういう名前になったらしいですが、

普段使わないから汚れてないとか、力が入らないからソフトに使えるとかで、使いにくいことが逆に良かったパターンらしいです。

つまり単独では使いにくい指ということ。

 

じゃあどんな時に発揮するのか。

 

考えてみたら箸を持つ時って薬指を使う気がします。

下側の軸となる箸を薬指の上に乗せ、残りの3本で動かす側の箸を使います。

つまり器用に動かすのではなく、土台として使う。

 

そして、カバンを持ったり、何かに捕まったりといった握る動作。

これは薬指が軸になっています。

集中しないと感じにくいと思いますが、人差し指を軸にするよりも薬指を軸にした方が力が入ります。

 

そして倒立や腕立て伏せなどの押す動作も、同じように薬指軸が安定するのかも。

この辺はダンスやヨガに関係してくるから、僕にとっては重要ですね。

 

【なぜ薬指軸なのか】

意外と軸になる薬指ですが、その理由は位置関係にあるみたいです。

前腕の骨は、尺骨と橈骨という二つの骨があって、中心には骨がありません。

その骨がない中心部分の延長線上にある指が薬指なんですよね。

真ん中っぽいのが中指ですが、意外と薬指が真ん中のラインにある。

過剰に意識する必要はないですが、知っておくと自然な動作が生まれやすくなるかも。

 

No.1299

 

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