今日は「怪我をしない体と心の使い方」という本を読んでました。
怪我はなるべくしたくないですよね。
誰でも痛いのは避けたいと思うし、仕事や生活に支障が出るのも嫌。
フィットネス、スポーツをしている人であれば、そこにも支障が出てしまいます。
僕も踊れなくなるのは困るし、仕事ができなくなるのも困ります。
ということで、怪我の予防に関する情報は、常にアンテナを張っているんですが、今回の本も面白かったですね。
プロ野球のコンディショニングコーチをしている人や、凄腕の治療院の先生などの話もあり、現場で行われていることと研究されている情報が繋がって聞けていい感じでした。
色々と面白い部分はあったんですが、まず最初の方に書かれいる考え方がすごく重要だな〜って思います。
【怪我は全てが自分のせい】
怪我って、明らかな不注意でやってしまうこともあると思いますが、多くは何かしらの外的要因が絡むと思います。
滑りやすい床で転んだり、壊れた靴で足を挫いたり、誰かにぶつかって怪我をしたり。
なかなか「完全に自分が悪い」とはならない気がしますよね。
でもこの本では「怪我をするのは全てが自分のせい」だと考えることが重要だと言います。
厳しいw
さっきの例であれば、床が滑りやすい場合、「床を掃除する、滑るところを避ける、滑らないようにバランスを取る、ソフトに転ぶ」など自分にもできることがあります。
誰かにぶつかるような場面でも、「かわす、受ける」など、対処できる方法があるかもしれません。
周りの状況を察知して、適切な体のコントロールによって怪我を回避する。
もちろん避けるのがかなり難しこともあると思いますが、結構な割合で避けれるのもあるはず。
突発的なものでなくてもそうです。
仕事で肩や腰が痛くなるのは、「姿勢、休息、トレーニング、仕事の進め方」など、何かしらの対処で解決することもあるかもしれません。
スポーツ動作でも「体の動かし方、メンテナンス、トレーニング」など、気を使うべきことはたくさんあります。
「怪我をするのは自分が悪い」というと語弊がありますが、「自分にもっとできることがあった」というのは大事な考え方なんじゃないかな。
怪我という時は、「怪しい我」と書きます。
自分に何か原因があるからこそ、怪我をするというような意味なんですかね。
No.1298