ブレイクダンス、楽しいけど、健康の観点ではやり過ぎに注意なジャンルですよね。
運動するという意味ではある程度体にいい面もありますが、あまり偏った動きばかりをしていると健康に悪影響が生じることもありますよね。
首、肩、腰、膝など、関節を破壊しかねません。
僕も昔は背中を強打するような「ボムという技(ジャンプして背中から落ちる)」や、首に負担がかる「体を反らせたヘッドスピン」、「ジャンプして膝や肘での着地」など、色々と危険な技をやりましたが、最近は無駄に体を壊す動きは避けていますね。
見ている人に驚きを与えるという意味では、体にダメージが出るような技はインパクトがありますが、体への負担が少なくてもすごい技はたくさんありますからね。
そういった極端な技はできれば避けたいところですが、もっと基本的な技でもやりすぎると体に負担がかかるかもしれません。
例えば四つ這いで動くステップが結構あるんですが、あれは背骨の形に多少影響を与えるかもしれません。(いいトレーニングにもなるので、やりすぎなければとてもいいと思いますが)
【立った時の背骨の形】
人間の背骨って、真っ直ぐじゃなくてカーブしてますよね。
首のところは反っていて、胸のところは丸まって、腰のところでまた反ります。
こうやってウネウネすることで垂直方向の力に強くなるんですね。
重力に負けずに立てるということ。
【お猿さんの背骨と四つ這いの背骨】
それに対してお猿さんや四つ足動物の背骨はシンプルなアーチ構造です。
基本四つ這いで生活する訳なので、アーチ橋のように上からの力に抵抗します。
そして人間も四つ這いになる時は背中を丸めると強い形になるので、お猿さんみたいな形になります。
普段は反っていた首や腰の部分が、ある程度丸くなるので、四つ這いには適した形である反面、そのままの形だと立った時に弱い形です。
もちろん場合によって使い分ければいいだけの話ですが、あまりやりすぎると癖になるかも。
考えてみたらBBOYって結構姿勢悪いんですよねw
せっかく直立二足歩行ができるように進化したのに、お猿さんに近づいてしまうという逆進化が起きかねないというね。
相当ガチでやらなければ心配ないですが、ふと思ったよねw
No.1290