この前持久力に関する才能として、最大酸素摂取量について話しました。
酸素をどれだけ多く利用できるかっていう能力で、それが高い方が持続的に運動をすることができます。
この能力だけではマラソンに勝てるとか、トライアスロンで完走できるとかってわけじゃないんですが、トータルのHPが高いから有利ではあるかもって感じですね。
で、今日はマラソンに関するもう一つの才能、ランニングエコノミーっていうやつのお話をします。
【ランニングエコノミー】
「走りの経済性」っていう意味で、どれだけ無駄なエネルギーを使わず走ることができるかっていう指標がランニングエコノミーらしいです。
僕はマラソン競技とかよく知らないので、最近知った言葉ですけどねw
さっきの最大酸素摂取量がHPだとしたら、ランニングエコノミーが高ければHPが削れにくくなる、防御力のような能力です。
要は燃費がいい、プリウス的な感じですね。
【骨盤、脚の形状】
そのランニングエコノミーは骨盤と脚の形状が関わってきます。
骨盤は狭く、脚(膝より下)は細く、脚は身長に対して長く。
そんな人のランニングエコノミーは高くなるので、走るのに有利といえます。
骨盤の形状は男女でも差があるので、(男性の方が狭い)男女で走る能力に差が出るのもこれが大きく関係しているようです。
ちなみにこういう形の体をした人が多いのがケニアらしく、ケニアのマラソンランナーが速い人が多いですよね。
もしこういう体型に当てはまるという人は、大人になってからでも結構早くなりやすいかもですね。
前に紹介した最大酸素摂取量の才能もあれば、めっちゃ走れるかも。
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