【仏教の話】悪口を聞いた時の対処

先日YouTubeでたまたまお坊さんの動画が出てきました。

お坊さんもYouTuberになる時代なんですね。

 

そこでお坊さんが視聴者の質問に答えてたんですが、これがちょっと面白かったですね。

 

【悪口を聞くだけで辛い】

その質問は「周りの人が誰かの悪口を言ってるのを聞くと、自分が言われているわけじゃないのに、辛くなります、どうすればいいですか?」というものでした。

これは確かに、自分が言われてる訳じゃないのに、言われている相手に思い入れがなくても、嫌な気分になったりしますよね。

 

できればそういう人と関わらないようにしたいところですが、人間関係を維持する上で、そうもいかない場合もあると思います。

 

【ありのまま受け入れる】

そんな時に、「それは良くない」と反発するのか、「そうだよね」と同調するのか、色々選択肢はあるかもしれませんが、仏教的な考えでは「ただ聴く」「判断をしない」みたいな対処法になるようです。

「うん、そう思うんだね」って感じ。

 

これはヨガで言われる方法と一緒かも。

 

何かが起こることは止められない。

でもそこにどう反応するかは選べる。

いい悪いの判断をするのではなく、ただありのままを見つめる。

 

雨が降ることは止められないけど、「雨なんか降るなよ」イライラするのではなく、雨が降ってるな〜ってただ感じる。

そして傘を買うのか、濡れるのか、出かけないのか、次の行動をただ選ぶ。

こんな感じみたい。

 

まぁ、わかるけど、難そうw

 

【客観視する】

心が乱れた時って反射的に何かしらの反応をしてしまいがちですよね。

そこで乱れないように保つには、客観的に自分を見ることが重要らしいです。

 

基本的に人は物事を主観で見ると思いますが、それは今まで生きてきた自分の基準を通してのものですよね。

「人の悪口を言うのはおかしい」と言う基準を通してみたら、相手は自分基準では悪いことをしています。

でも自分の基準という見方を外して、ありのままに物事を見つめたなら、「目の前の人が別の誰かのことを話している」と言う状態です。

 

自分の基準を捨てる必要はないと思うんですけど、完全に主観で判断してしまったら心が乱れるので、一歩引いて見るって感じかな。

 

そもそも、なんで自分が言われてないのに悪口を聞くと辛いのかって言うのも動画で話してたので、それについては次回。

 

No.1255

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