今日はウォーミングアップに関して。
ダンスでもスポーツでも、本番前にはウォーミングアップをすることが多いと思いますが、なんで必要なんでしょう。
部活とかでもウォーミングアップの時間があったけど、なんかめんどくさい感じがしてましたが、意外と重要なのかも。
ウォーミングアップは「怪我の予防」や「パフォーマンスの向上」が目的だと思いますが、なんで怪我の予防やパフォーマンスの向上ができるのか。
意外と知られていないこともあるかもしれません。
ウォーミングアップって言うぐらいだから、体温を上昇させることはイメージがつきやすいですよね。
その結果、筋肉の温度が上がるので、弾力が出て筋肉が切れにくくなります。
これが怪我予防の一つの理由ですね。
でももう一つ、体温の上昇で起きる変化があって、これが「神経伝達速度の向上」です。
体って脳からの指令を神経が伝達して筋肉を動かしてますよね。
脳「右手を上げるぞ」って命令を出す→神経が指令を筋肉に送る→筋肉が動く
と言う構図。
この速度が、体温によって変化するらしく、体が温まっていた方が早く指令が届きます。
日常生活ではそんなに気にしなくていいレベルだとは思いますが、一瞬の判断で勝敗が決まるスポーツの世界や、命が懸かっている野生生活の戦闘場面ではこれが超重要なのかと。
神経伝達が早くなれば、当然パフォーマンスも向上しやすいし、思い通りに動けてるわけだから怪我も減ると思います。
筋肉の弾力UPに加えて、この神経伝達速度UPも起きるわけだから、ウォーミングアップって大事だよね。
そして体を大きく動かすスポーツに限らず、楽器やeスポーツなんかも神経伝達速度は重要です。
ウォーミングアップをしっかりした方がいい演奏ができたり、ゲームが上手くなるかもしれませんね。
No.1249