【ヨガ哲学】カルマ

今日はヨガのお話でたまに聞く「カルマ」っていう言葉について。

ヨガとかに関係なく、ちょいちょい聞くことないですかね。

 

ネットで意味を調べると、「行為、行い」「現在行った行為が未来に与える影響」とか書かれてましたね。

今やってること自体もカルマだし、その影響でこの先起こる事もカルマっていうのかな。

 

よくある使い方としては、「良い行いをしたら良いことが起きるし、悪いことをしたら悪いことが起きる、だから良いカルマを積みなさい」的な感じかな。

 

小さい頃に家庭や学校で言われてきた事ですね。

 

これはこれで納得感もあるんですけど、先日ちょっと面白い観点でカルマのことを話している人がいました。

 

【神経回路が鍛えられる】

同じことが起きても反応は人それぞれ違いますよね。

例えば遅刻してきた友達に対して、「怒る人」「何も言わない人」「心配する人」とか分かれると思います。

 

そんな風に何かが起きてそれに対する自分の反応が起きる。

そして同じことが起きた時に反射的に同じ反応をしていると、どんどんその反応が定着してくるようです。

 

これは神経回路が鍛えられるというか、スムーズに伝達されるようになるからと言う事でした。

 

スポーツなんかでは重要なことですよね。

ボクシングで言えば、「パンチがきたら避ける」みたいなのをどんどんスムーズに定着させていく必要があります。

 

でも日常では気をつけないと、自分にとって望ましくない反応が定着してしまうかも。

 

遅刻に対して怒るという反応が、また同じような反応を促す。

まさにカルマですね。

 

そしてそれによって関係が崩れるとか、逆に信頼されるとか、結果は状況によると思うけど、そういったカルマにも繋がります。

 

無意識の行動はどんどん強化され、その行動が導く結果をもたらすことになる。

それをカルマっていう言い方をしてもいいけど、神経回路が鍛えられて行動が定着してしまうっていうのも面白いですね。

 

No.1248

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