最近「運動習慣をつけるためにはどうすれば良いか」というような話をしてますが、運動内容にもある程度バランスがあると思っています。
何もしないよりは何かした方がいいけど、できればバランスよく運動した方が体には良いかも。
楽しめる運動を見つけたり、習慣化できるようになったら、それがどのタイプの運動で、バランスよくするには何を追加した方がいいのか、っていう事を考えてみるといいかもしれません。
【ざっくり分けて3つの種類】
運動の分類って色々なやり方がありますが、今回は3つに分けてみました。
・心臓を強くする運動
歩く、走る、泳ぐ、踊るなど、全身を動かして心拍数を上げます。
心臓に負荷をかけるのと、全身の血液循環を良くします。
生活習慣病の予防には直接的に効果があると思われるのと、ストレス耐性がついたり、集中力の向上効果があったりするみたい。
・筋肉を強くする運動
筋トレやヨガなどで筋肉に負荷をかけます。
病気の予防というよりは、怪我の予防や、日常生活が楽になるっていうメリットがありますね。
・関節を滑らかにする運動
ストレッチやヨガ、マッサージなどで関節の状態を整えます。
偏った運動を続ければ一部にダメージが蓄積してしまい、関節の動きが悪くなります。
逆に使っていない部分は衰えて、これも関節の動きが悪くなります。
だから体のメンテナンスとしてこのタイプの運動が必要ですね。
【好きな運動とかって偏りがち】
人によって好きな運動は違うと思いますが、なかなか3種類とも好きな人は少ないです。
好きなのがあるとしても大抵はどれか一つで、残りはやってないことが多い。
踊るのは好きだけど、筋トレは嫌いとか、筋トレは好きだけどストレッチが痛くて嫌とか。
でも病気の予防には心臓を強くする運動がいいと思うし、体を壊さないためには筋肉や関節をトレーニングしたほうがいい。
だから何か運動を始めて、続けることができたら次は別の種類の運動もチャレンジしましょう。
【まずは楽しめる工夫】
ここからは前回までに書いた内容の復習になりますが、すでに楽しめている運動の他にもう一つ始めるときは、できればそれも楽しめたほうが続きやすいですよね。
・できるだけ楽しめそうなものを選ぶ
・誰かと一緒にやる
・体の変化を楽しむ。
というようにやってみるのはどうでしょうか。
【ダメなら習慣に結びつける】
どうしても楽しめなそうなら、今ある生活習慣に結びつけましょう。
前に書いたように歯磨きとか、テレビとかと結びつけてもいいし、今回のケースならすでに習慣化できている運動と結びつけるのもアリですね。
ということで、運動をしているという人はとても素晴らしい事だと思いますが、バランスを考えるとさらに健康には近づきそうですね、というお話でした。
No.1236