生徒の皆さんが今年はバトルに出るかもしれないと言うことで、ダンスバトルに関連した情報もたまに書いていこうかと思います。
今日はどういうダンスが勝つダンスなのかって話。
ダンスやってない方は「そう言う世界なのね〜」と言う感じで緩めにお付き合いください。
【原則、勝たなくていい】
本題に入る前にそもそもなんですが、ダンスって誰かに勝つ必要はないと思います。
自分が楽しめたり、かっこいいと思える表現をできればいいし、バトルの勝ち負けは他人(審査する人)が決めます。
そんな他人の評価なんてどうでもいい。
と言うのが大前提です。
でも他人の評価をたくさん受ければ「多くの人が認めたダンス」ということになります。
そういうものを目指す楽しさがあるのも事実ですね。
【勝敗は人が決めるもの】
と言うことで、大会などで勝つと言うことは審査員が「いいね」って思わなければいけません。
それも対戦相手よりも評価が高い必要があります。
もちろん審査員によって見方が変わるし、対戦相手によっても左右される部分はありますが、3つの観点を抑えると勝率は上がります。
①すごい
②うまい
③かっこいい
なんか頭悪そうな表現になってしまいましたがw
ざっくりいうとこの3要素です。
【すごい】
これは驚きがあるかどうかですね。
普通の技だけど瞬発力や可動域がすごいとか、単純に超高難度の技だとか、見たことないような動き方だったり。
【うまい】
クオリティの部分です。
難しい技をしていても雑だった場合「すごいけどうまくない」になります。
音楽に正確に合っていること、動きがぶれていないこと、動きのつなぎがスムーズなこと。
こう言う要素かな。
【かっこいい】
好みが出てくる部分でもあるんですが、形のオシャレさとかです。
同じ技をやってるのにカッコいい人とそうでない人がいたりします。
それはうまさの問題の場合もありますが、ちょっとした細部のこだわりで発生する差かもしれません。
表情、手先の形、重心の調整など、細かい部分に自分のこだわりを見せることで独特のカッコ良さが生まれます。
そのカッコ良さが好みかどうかは別問題ですが、「こだわってるな〜」と言うのが伝われば審査員には響くと思います。
以上の3項目を抑えると勝率が上がります。
どれか一つに振り切ってもいいし、バランスを取ってもいいんだけど、全部ある人の方が平均的に勝ち進むことができると思います。
【料理に似ている】
今の話って料理に似てるって思うんですよね。
・そもそも勝つ必要がない
自分や家族がが美味しければいいものだったりしますよね。
・評価されるなら驚き、美味しさ、オシャレさがあったほうが強い。
技術の高さ、発想の意外さなどで、驚きがあると楽しくなるし、
味、食感などの基本的要素がしっかりしてないと評価できない。
そして見た目のオシャレさがあると更に良い。
料理において、美味しさは必須で、驚きやオシャレさは加点項目って感じがするんですけど、
ダンスも「うまさ」は必須で、「すごさ」や「かっこよさ」は加点項目かもしれません。
どれも勝つには大事だけど、「うまさ」は着実に積み上げて、「すごさ」と「かっこよさ」で差をつけましょう。
No.1231