【受験から学ぶ】暗記のポイント

ダンスの技術向上や、仕事のための勉強などに役立つと思い、引き続き医学部受験の本を読んでます。

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医学部を受ける気も、受験をする気も全くないのに、医学部受験関連の本を読むって不思議ですよねw

よくわからない巡り合わせってあるものです。

 

で、今日は暗記に関することです。

 

【受験では全ての知識が九九のレベルで即答できる必要がある】

受験勉強は特にそうですが、何かを勉強するっていうのは知識の暗記が基本になってますよね。

新しい何かを作る場合でも、既存の知識があった上で応用して作るものなので、何をするにも暗記は避けて通れない。

 

そして受験においてはGoogleで確認することができないから正確に覚えなきゃいけないし、制限時間が限られた勝負だからすぐに出てこないといけません。

「確かこうだったかな〜」ではダメで、九九のように一瞬で正解が浮かぶことが必要です。

 

【五感で覚える】

以前も書いたことがありますが、暗記には視覚だけでなくなるべく多くの五感を使うことが効率的です。

使いやすいのは「書く→触覚」と「声に出して聞く→聴覚」ですよね。

もちろん教科書の匂いを嗅いで舐めながら勉強すれば、五感をフルで使えるかもしれないけど、ちょっと個性的な勉強になってしまいますからね。

 

本を読むときも、見て読むだけだけだったら一番早く読めるけど、記憶の定着はしにくい。

読み上げれば時間がかかるけど記憶定着は良くなる。

書き写せばさらに時間がかかるけどもっと覚える。

となります。

もちろん全部の箇所を書き写す必要ってないから、ここ良いなってところは声に出して手を動かせば良いですよね。

 

 

【復習を計画的に】

人間は忘れるという能力を持っています。

これがないと嫌なことをはっきり覚えたままになったり、余計な知識を覚えておくせいで必要な知識を思い出すのに時間がかかったりして、困るんだとか。

 

だから素晴らしい能力なんだけど、勉強したい時はこの能力が憎いところ。

なんとか攻略したいですよね。

 

人間が記憶をしたことを忘れていく過程は、ある程度決まった流れがあるらしく、それを表したのが「エビングハウスの忘却曲線」です。

たった今覚えたことの記憶率を100%とした場合、

20分後→58%

1時間後→44%

1日後→34%

1週間後→25%

1ヶ月後→21%

一日たったら3割しか覚えていないというのが忘れる力の凄さです。

だからこそ復習が必要なんですよね。

 

で、復習のタイミングですが、

・勉強した日の寝る前

・翌日

・1週間後

の3回は必ず復習するようにと本には書かれていました。

 

これは自分で管理しても良いけど、そういうアプリもあるから使ってみるのも良いかもしれませんね。

 

ということで、「五感を使って強く記憶する」「復習タイミングを決めて定着させる」この2つが今日の内容でした。

なかなか覚えられないと悩む人もいるかもしれないけど、人間はそもそも忘れる能力を持っていますので、その力に対抗する作戦が必要なんですね。

 

No.1222

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