今日は最近読んでた受験関連の本から。
こちらの細井龍さんの著書ですね。
受験関連の本なので、勉強の仕方とかも書いてるわけですが、その中に初めて聞いた言葉がありました。
皆さんは「スループット」って聞いたことありますかね。
もしかしたら有名な言葉なのかもしれないけど、インプット、アウトプットと同じように使われるスループットという言葉を僕は初めて聞きました。
【知識の定着はインプット→アウトプット】
例えば本を読んで知識を得るというのはインプットですよね。
そしてそれを誰かに教えたり、日常で使うのはアウトプットです。
知識はインプットしただけではすぐ忘れるし、理解が曖昧でも気がつかない場合があります。
でもアウトプットすれば記憶が定着しやすいし、理解が曖昧だと気がつきます。
だからインもアウトも大事だよねってなってます。
【スループット】
で、この本に書かれていたスループットですが、どちらかと言えばアウトプットの一部かな。
例えば英単語を本で学ぶのはインプット、ノートに覚えた英単語を思い出して書くのがスループット、英語の問題を解くのがアウトプット。
こんな感じの位置付けですかね。
ダンスで言えば、技を映像で学ぶ(インプット)、一人で反復練習(スループット)、本番や人前で使う(アウトプット)という感じかな。
そして本ではこの三つの割合を「3:5:2」でやることが推奨されていました。
勉強なら参考書を読む、問題集を解く、模試を受ける、とかかな。
確かにどれかに偏りすぎてはいけないし、真ん中のスループットのところが大きなボリュームになるのもわかりますね。
情報を得るばかりではいけないし、本番に臨むばかりでもいけない、けど練習ばかりでもいけない。
全部ある上で一番量を多くするべきなのが練習。
ということかな。
だから表現としては「勉強・練習・本番」を「3:5:2」でやっていけば良いって感じがしますね。
ダンススクールの生徒さんにはダンス動画も見て欲しいし、バトルにも出て欲しいけど、練習はそれ以上にして欲しいですね。
No.1221