人が賢いのは奇跡ではないという話

最近また人類の歴史系の本を読んでます。

 

「絶滅の人類史」

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サピエンス全史もそうでしたが、人間ってこうやって今の形になったのか〜とか知るとめちゃ面白いです。

今の生活に役立つ事は少ないかもしれないけど、何かがどこかで繋がってくるような気もするし。

 

読みやすいから是非読んでみて欲しいけど、個人的に面白かったところなんかを書いていきます。

まぁ雑学的に聞いてください。

 

 

【人類ってたくさんの種類があった】

今の人たちを正式には「ホモ・サピエンス」って言いますよね。

賢い人って意味だったかな。(自分で賢いって言うのも面白い名前ですねw)

 

で、社会の授業で習ったように、人類って他にもいます。

ネアンデルタール人とか、アウストラロピテクスとか、その辺はメジャーですかね。

全部で25種類くらいになるみたい。(分類の仕方とかで数は変わるらしい)

 

そしてホモ・サピエンス以外はみんないなくなってしまったので、今は一種類です。(ネアンデルタール人の遺伝子とかは残ってるみたいだけど)

人っぽい種族が色々いて、動物も色々いた時代から、人っぽいのは一種類で、動物は色々いる世界になりました。

 

 

【人と人以外の差】

今の世界って、人は賢い動物だと思いますが、その他に賢いとされる動物はイルカ、チンパンジー、ゴリラとかいますよね。

犬や猫もそうかもしれないし、賢い鳥さんもいるかな〜

でも基本的には自分と同列に考えないですよね。

 

犬が言葉を理解してくれた時や、イルカが芸をしているのを見たら、「あ、賢い!」とか言うかもしれませんが、「是非うちの社員として迎え入れたい」と思うことはあんまりないと思うんですよね。

 

そんな風に人に対する「賢い」と、人以外に対する「賢い」では期待値が大幅に違うはず。

 

今の世界で人に一番近いとされるチンパンジーですら、「賢い」には大きな差がありますよね。

 

1番賢い動物と2番目に賢い動物に差が大きいから、人がすごく特別に見える気がします。

こんな動物が生まれたのは奇跡的にも感じるな〜って。

 

 

【欠席多めの運動会】

今残っているヒトとチンパンジーは元々同じ動物から分かれたと言われています。

700万年前のお猿Aからスタート。

お猿A→お猿B→お猿C→・・・・・・・・・・・・・・→チンパンジーってなって、

お猿A→お猿D→お猿E→・・・・・・・・・・・・・・→人ってなった感じ。

これはそれぞれ一直線ではなく、たくさん分岐していったわけなので、色んなお猿さんや色んな人類が生まれていきました。

冒頭にも書きましたが、このいろんな人類が25種類くらいいたということですね。

 

だから今は

賢さ1位→ホモ・サピエンス

賢さ2位→チンパンジー

みたいな感じですが、

 

絶滅した動物も含めると、

賢さ1位→何かしらの人類

賢さ2位→何かしらの人類

賢さ27位→チンパンジー

 

みたいなことになります。

 

 

もし自分が足速いタイプの小学生だったとして、頑張れば1位取れるかもしれないけど、2位や3位になるような人とはそこまでタイム差がありません。

でも2位から26位までの足速い子が全員運動会を欠席したらどうなるか。

 

自分の次に強いのは学年で27番目に足速い子です。

もうぶっちぎりで優勝ですよねw

それが今の世界で言うホモ・サピエンスの賢さです。

 

確かに26種類から生き残ったことはすごいことで、奇跡的かもしれないんですが、ぶっちぎりで賢い動物が奇跡的に産まれて来たのではなく、いい勝負してた相手がみんないなくなってぶっちぎりになったタイプのケースだったみたい。

 

なんの役にも立たないかもしれないけど、こういうの聞くの好きなんですよねw

ということで、今日は雑学でした。

何日かこういうの続くかも。

 

No.1213

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