今日は本読んでました。
「動ける身体を一瞬で手に入れる本」
一瞬で動けるようになるって、お手軽そうで良いですよねw
で、確かにやることが少ないので、お手軽でしたし、体は動きやすくなる内容でした。
【広背筋がカギ】
広背筋(こうはいきん)っていう筋肉があるんですが、これは背中にある大きな筋肉です。
その広背筋を使うことで、他の筋肉(腿の裏と首のあたり)の緊張をとり、筋肉の緊張が解けることで動きやすくなる。
そういった理論です。
広背筋はちなみにココ↓
【相反抑制のための広背筋トレーニング】
さっきはざっくり「広背筋を使う」という話をしましたが、これがなぜなのかを少し説明します。
筋肉って「関節を曲げる筋肉」と「関節を伸ばす筋肉」があります。
肘の関節がわかりやすいと思いますが、力こぶの筋肉が肘を曲げる働きで、二の腕の筋肉が肘を伸ばす働きです。
こういう表裏の関係を、拮抗筋って言ったりしますが、相反する働きなわけですね。
そしての表裏の関係は、表が頑張る時に自動的に裏がお休みして、裏が頑張るときに自動的に表がお休みします。
(わざと同時に使うこともできますが、同時に使うとガチッと固まった状態になりますよね。)
この自動で裏側がお休みになる機能を相反抑制と言います。
ストレッチで伸ばしたい筋肉があるのであれば、逆の筋肉を縮めてあげると効果的だったりします。
そして、さっき注目した広背筋を使うことで、腿の裏と首の後ろが緩むようです。
これ、普通の解剖学の教科書には書いてなかった気がするんですよね。
意外とそういった効果があるみたい。
広背筋のトレーニングはマシンでもいいし、懸垂でもいいし、ただ肩甲骨を寄せるだけでも良いと思います。
僕もヨガに取り入れてみようと思ってるので、今度動きも紹介しようかと。
No.1209