最弱の技、「なんでやねん」

前回、格闘技の技の中で一番威力があるのは後ろ蹴りという話をしました。(少年達以外には興味ない情報かもしれませんねw)

そこで、色んな関節動作の強さについてもお話したんですが、今日はもうちょっとたくさんの関節でお話しします。

 

もう完全に僕のメモ帳として書いてるから、全然役に立たないかもしれませんw

 

【関節の動作、強さランキング】

トップ5までは前に書きましたが、その後はこういう並びです。

()の中に動きの説明を書いてますが、正確な表現だと長くなるのでざっくりです。

 

1、股関節の伸展(脚を後ろに上げる)

2、膝関節の伸展(膝を伸ばす)

3、足関節の底屈(足首を伸ばす)

4、股関節の外転(脚を横に上げる)

5、股関節の内転(横に上げた脚を戻す)

6、膝関節の屈曲(膝を曲げる)

7、股関節の屈曲(脚を前に上げる)

8、肩関節の内転(横に上げた腕を戻す)

9、肩関節の伸展(腕を後ろに上げる)

10、肩関節の屈曲(腕を前に上げる)

11、肩関節の外転(腕を横に上げる)

12、肩関節の内旋(腕を外から中に回す)

13、肘関節の屈曲(肘を曲げる)

14、肘関節の伸展(肘を伸ばす)

15、肩関節の外旋(腕を外に回す)

16、足関節の背屈(足首を曲げる)

17、手関節の掌屈(手のひらと前腕が近づくように手首を曲げる)

18、手関節の尺屈(小指と前腕が近づくように手首を横に曲げる)

19、手関節の橈屈(親指と前腕が近づくように手首を横に曲げる)

20、前腕の回外(肘から先を外に回す)

21、前腕の回内(肘から先を内に回す)

22、手関節の背屈(手の甲と前腕が近づくように手首を曲げる)

 

下半身が上位に多く、体幹に近い関節の方が末端より強い傾向にありますね。

だからキックがパンチより強いのは納得です。

パンチは「14の肘を伸ばす」と「10の腕を前に上げる」ですが、

前へのキックは「2の膝を伸ばす」と「7の脚を前に上げる」ですから、かなり力に差が出ます。

 

そして色んな攻撃方法の中で一番弱いのは何かな〜って考えました。

 

動作としては、「22の手の甲と前腕が近づくように手首を曲げる」というのが一番弱い動きです。

その動きに「15の腕を外に回す」と合わせることで、テレビでよく見るあの攻撃が完成しますね。

 

そう、「なんでやねん」というツッコミ動作です。

あれは体の構造から考えた最も弱い攻撃なので、ツッコミ担当者の優しさが見えますね。

 

たまに頭を叩く芸人さんもいますが、あれは「17の手のひらと前腕が近づくように手首を曲げる」+「14の肘を伸ばす」+「9の腕を後ろに上げる」を組み合わせています。

通常の「なんでやねん」に比べるとかなり強力な攻撃ですね。

とても仲がいいコンビじゃないと使えないかも。

 

ということで、特殊な鍛え方をしない限り「なんでやねん」が一番弱そうでした。

でも同じ動作をグーでやると「裏拳」っていう空手技になって、普通にダメージを受けるので、グーでやったらいかんよ。

 

No.1195

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