【ヨガ哲学】ディヤーナからサマディ→瞑想、三昧

今日はヨガの教えについてです。

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

第1ステップは日常でやってはいけないこと5個。

第2ステップはやるべきこと5個。

第3ステップは座る。(体を整えるという意味も最近はある)

第4ステップは呼吸。

第5のステップは感覚を研ぎ澄ます。

第6のステップは一点に集中する。

第7のステップは深い集中、瞑想。

第8のステップは深い瞑想、三昧という状態。

 

第6のステップで何かに集中をし、それが深まって集中対象のことしか考えられない状態になると、ステップ7の瞑想が始まってます。

そこからさらに瞑想が深まると、自分と対象物が一体化する。

ステップ8の三昧に到達ですね。

 

ヨガの教科書に書かれている内容としては、

象に集中して三昧に達すると、象のように強くなれるとか、

綿毛に集中して三昧に達すると、綿毛のように浮くことができるとか、

ちょっと意味わかんないことになってますが、そのくらい意識が一体化するってことですかねw

 

 

【悟る、宇宙と一体化みたいな話】

ここからはまだちゃんと理解できてないことも多いんですが、結局どういうメリットがあるの?

っていう話です。

 

さっきの集中から瞑想、三昧に至る状態を、「悟る」という風に言われることもあります。

色んな対象に集中して、一体化していくと、何もかもが繋がっていて、自分も宇宙の一部なんだなって気がつくそうです。

 

全てが宇宙の一部なら、自分自身も、床も、テーブルも、空気も宇宙の一部という意味で繋がってる。

そして家族も友達も、大嫌いな人でも、繋がっています。

そう考えれば全ては体の一部のようなもので、違いがあるのは当然だけど、敵対するとか嫌う必要はなくて、一緒に生きてるんだな〜って思えます。

自分と違う他者を受け入れやすくなるかも。

 

そして、死んでもまた宇宙に戻るだけと考えれば、死に対する恐怖もやわらぐかもしれません。

今の自分ではなくなるけど、宇宙の一部ではありますからね。

 

 

【元素で考える】

ここからは僕の解釈というか、前にヨガ仲間から聞いて考えた話を書きます。

人間は細かく分けると細胞になります。

細胞も何かの成分、タンパク質とかでできてますよね。

そして分解をしていけば最終的に元素とかになります。

H、C、N、Oとか。

 

食事で外から元素を取り入れて、排泄で出す。

自分が出したものは、世界中のあらゆるとこを回って、別の人や動物、製品になったりします。

そして逆もしかり。

昨日僕に入っていた元素が来週にはどこかの植物になっていて、それがどこかで家畜になる。

その家畜を誰かが食べれば、また人に入るわけです。

 

自分も、人も、宇宙も繋がってるというのはリアルな話ってことですね。

集中、瞑想、三昧で気がつくこともあるのかもしれませんが、元素で考えるのもイメージしやすいな〜と個人的には思ってます。

 

 

No.1193

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