【ヨが哲学】ダーラナ→集中する

今日はヨガの教えについてです。

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

第1ステップは日常でやってはいけないこと5個。

第2ステップはやるべきこと5個。

第3ステップは座る。(体を整えるという意味も最近はある)

第4ステップは呼吸。

第5のステップは感覚を研ぎ澄ます。

 

そしてここから先の6、7、8のステップは直接的に繋がってきます。

6→ダーラナ(集中)、7→ディヤーナ(瞑想)、8→サマディ(三昧)、という名前がついていますが、集中が深まっていくと瞑想になり、瞑想が深まっていくと三昧に到達する。

そこがゴールだよってお話みたいです。

 

【何かに集中する】

まずは集中ですよね。

まずは呼吸に集中したり、音だったり、感触、見えるものなど、何か一つに集中します。

前回のプラティヤハラやその前のプラーナヤーマとも被った説明になってしまいましたねw

プラーナヤーマでは、呼吸を整えるのがメインで、そのために呼吸に集中する感じ。

プラティヤハラでは、五感の感覚を研ぎ澄ますことがメインで、そのために集中する。

ダーラナでは、何かに集中すること自体がメインで、呼吸や五感が整っていないとやりにくい。

僕はこんなイメージで考えてます。

 

 

【だんだん一体化していく】

上記のように色んな方法がありますが、呼吸に集中するのが多い気がします。

安定して座って、呼吸を落ち着かせたら、五感を研ぎ澄ませて呼吸に集中します。

 

呼吸意外に感じることがあったら、そちらに意識を持っていかれるかもしれませんし、頭の中には何か思考が浮かんで来るかもしれません。

気が逸れたら呼吸へ意識を戻す。

また逸れたら、また戻す。

それを繰り返して深く集中し続けられるようにしていきます。

 

頭の中も、体の感覚も呼吸だけになると瞑想に到達だと言われます。

これはなんとなく感じられる時があるかも。

 

スポーツの現場とかでもありますしね。

ボールや相手の動きに深く集中した結果、ものすごくクリアにボールや相手の動きが感じられるようになるとか。

 

次回はだいぶ感覚的ですが、瞑想の状態から三昧の状態へのお話です。

 

No.1192

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