【ヨガ哲学】プラティヤハラ→感覚を研ぎ澄ます

今日はヨガの教えについてです。

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

第1ステップは日常でやってはいけないこと5個。

第2ステップはやるべきこと5個。

第3ステップは座る。(体を整えるという意味も最近はある)

第4ステップは呼吸。

第5のステップは「プラティヤハラ(感覚を研ぎ澄ます)」です。

 

【無意識にセンサーは働いている】

五感ってありますよね。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。

あれは常時何かしらの情報を脳に送っていますが、気にしないと感じないものもあると思います。

視覚へ注意を向ければ、見えていなかったものも見えてくる事があるし、聴覚に注意を向ければ色んな音が感じられるようになったりしますよね。

 

そして五感以外にも、重力を感じる感覚や、動作の速度を感じる感覚など、いくつかの感覚がありますが、これも意識していなければあまり感じなかったりします。

 

【センサーからの信号を意識的にキャッチする】

放っておけば意識には上がってこないような情報も、こちらから注意を向ければ感じ取る事ができるので、それを行うのが今回のステップです。

何が見えるか、どんな音が聞こえてくるか、どんな匂いがあるか、どんな味がするか、どんな触り心地か。

ただ座って行う場合もあるし、味覚なんかは何か対象があったほうがやりやすいので、物を使ってもいいです。

 

実際に食事の時に味覚に全集中してみると、意外な味が感じられたり、意外と薄味の方が美味しかったり、何かしらの感覚を感じると思います。

日頃は意識が色んな方向に分散していると思いますので、食事に集中、音楽に集中、絵に集中など、感覚への全集中をやってみるといいですね。

 

No.1166

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