【ヨガ哲学】ニヤマ→タパス→怪我をしてもいいかも

今日はヨガの教えについてです。

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

第1ステップは日常でやってはいけないこと5個。

第2ステップはやるべきこと5個。

やるべき事の1つ目、清潔にする。

2つ目、今あるものに満足する。

今日は3つ目「タパス(鍛える)」の続きです。

 

【アヒムサ(傷つけない)との兼ね合い】

前回の最後に話しましたが、「自分を鍛えてレベルアップしよう」って言う教えと「自分を傷つけて壊さない様にしましょう」っていう教えがあるので、「頑張るけど無理しすぎないようにね」って言うことになります。

じゃあどのくらいかって言うと、普通に考えれば、「体が怪我しないように」とか、「心が病まないように」みたいな感じかな。

でも場合によっては体を痛めたり怪我をしてもいいケースがあるかもしれません。

 

 

【自分との信頼関係が深まる】

基本的には怪我をするほど頑張るって言うのはやりすぎですが、チャレンジしている事の大きさによっては怪我をしてしまうこともあると思います。

結果的に怪我をしてしまったとしても、「このくらいの負荷で怪我するんだな」って学びにはなりますよね。

これって、子供とかは特にそうですが、怪我をしていかないと学べないことってあると思うんですよね。

 

転んで痛みを知れば歩くのがうまくなるし、人前で恥ずかしい思いをすれば立ち振る舞いを研究するし、その瞬間はやりすぎてしまうけど、結果的に自分のことを深く知ったり、レベルアップできると思います。

 

他人との関係も共通する部分がありますよね。

お互いに嫌なことは伝えて、揉めたり喧嘩したりして傷つくけど、その後の関係性は深まる。

だから時には怪我するのもいいのかな〜って思ってます。

 

【甘やかしすぎは逆にアヒムサ】

そして逆に負荷をかけなすぎるのもどうかと思います。

筋肉とかは単純で、負荷をかければ強くなるし、日常以下の負荷しかなければ弱くなります。

物理的に傷つけてないけど、弱らせてしまうと言うのはある意味傷つけるようなものですね。

 

体に、頭に、心に負荷を与えることも、自分を守るためには必要なのかな。

 

これに関しても、他人に関わる場合も共通ですよね。

甘やかしすぎた子供は打たれ弱いので、結果的に大怪我をしてしまうことに繋がります。

厳しさが優しさだって言葉はたまに聞きますが、それも一理ありますよね。

 

No.1159

PAGE TOP