【ヨガ哲学】ニヤマ→タパス→自分を鍛える

今日はヨガの教えについてです。

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

第1ステップは日常でやってはいけないこと5個。

第2ステップはやるべきこと5個。

やるべき事の1つ目、清潔にする。

2つ目、今あるものに満足する。

今日は3つ目「タパス(鍛える)」です。

 

ヨガの考え方って、「欲張らない」とか「今に満足する」とか、消極的なものが多い様な気がするんですが、その中でもちょっとアグレッシブな教えですよね。

 

【レベルアップさせる】

基本的には体でも頭でも心でも、自分にとって試練を与えて、それを乗り越えていくようなことです。

筋トレしてもいいし、何か技術を学んでもいいし、知識を得てもいいし、やったことないことに挑戦しても良いんじゃないかな。

よく「現状維持は後退だ」なんて言いますが、何かしら前進していないと衰えていってしまうかもしれませんね。

 

【サントーシャ(満足する)の方が優先】

ここで矛盾が発生しますよね。

現状に満足しましょうっていう教えが先にあるんだから、自分をレベルアップさせようって言うのはおかしいんじゃないかってなるかも。

 

それに関してはこの前サントーシャの回で書いてしまいましたが、今の状況に満足というか、感謝することの方が大事なんだと思います。

ヨガ哲学では先に書かれている項目の方が優先度が高い様なので。

 

だから、今の状況の素晴らしさを感じつつ、もっと良くするっていうスタンスでいくのが良いかと。

 

 

【やりすぎるとアヒムサ(傷つけない)に反する】

自分を鍛えると言うことは、体や心に負荷がかかりますよね。

成長のためには負荷が必要なわけですが、当然やり過ぎれば壊れます。

自分を労っていい具合に負荷をかけられていればいいですが、自分自身を蔑ろにして結果だけを求めるのは良くないとされます。

 

 

タパスに関してはざっくりこんな感じですが、最後に話した「タパス」「アヒムサ」の関係に関してはまた少し続きます。

 

No.1155

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