今日は受験のテクニックをダンスに応用しようのコーナーです。
生徒さん、ご家族はよかったら目を通してみてください。
ダンスに応用できそうだな〜って思ってから、たまに受験に関する動画とかを見てるんですが、今日は「勉強した」の定義について話しているのを見ました。
結論から言うと、「1ヶ月後に即答できる状態にすること」ですね。
あくまで受験に関する「勉強した」なので、状況によって変わると思いますが、受験においてはなかなか納得感がある定義かも。
【やって終わりパターン】
まずこの定義だと「参考書を読みました」、「問題集を解きました」だけだと「勉強した」とは言えないことになりますよね。
要は成果が出ないと意味がないと言うことですね。
ダンスで言えば、「決まった動きの基礎練習を1時間した」とか、「新しい技を10回練習した」とかでは練習したことにはならないということになります。
【忘れては意味がない】
まず「1ヶ月後に」と言うところがありましたが、これは当然ながら「忘れたら意味ないよ」と言うことになります。
1時間かけて参考書を学んだとしても、1ヶ月経ってすっかり忘れてしまったら、「参考書をやった」と言う事実は残りますが成果はないですよね。
ダンスで言えば、新しい組み合わせのステップを覚えたり、技のコツを掴んだとしても、1ヶ月した頃に忘れてしまったら意味がないです。
やって見た結果、「やっぱり忘れてもいいや」ってなったんなら良いけど、使うために覚えた動きであれば、忘れない様に復習するサイクルも同時に必要です。
【即答できる必要性】
受験では制限時間があります。
問題が解けるというだけでなく、早く解けると言う能力がないと、高得点を安定して取ることができません。(って動画で言ってた)
だから学んだ内容を1ヶ月後にランダムで質問されて、即答できなければ「勉強した」とは言えないわけです。
「これなんだっけな〜」と考えてる時間が試験中は致命的ですもんね。(その辺の実感は昔を思い出せばあるかもw)
ダンスでいう即答は、受験よりシビアですね。
音楽に合わせて瞬時に動きが出てこないと使えません。
受験勉強もそうだと思いますが、「体が勝手に反応するまで教え込む」ということが必要です。
まとめると、「1ヶ月後でも瞬時に動けるくらい体に教えこませた状態」を「練習した」と言うのが、難関校の受験レベルの考え方になるのかな。
そしてその定義で当たり前のように「練習した」って言える人はかなりうまくなるんでしょうね。
なかなかハードな考え方だけど、本気でやるってそう言うことですね。
頑張ろうw
No.1154