【ヨガ哲学】ニヤマ→サントーシャ→今に満足したいけど

今日はヨガの教えについてです。

ヨガのゴールは心のコントロール。

そのためには8つのステップがある。

第1ステップは日常でやってはいけないこと5個。

第2ステップはやるべきこと5個。

やるべき事の1つ目、清潔にする。

今日は2つ目の「今あるものに満足する」です。

 

【不満のほとんどは比較】

現状何か不満ってありますかね?

もしかしたら「全てにおいて最高」という幸せな人もいるかもしれないし、「不満だらけで最悪です」って言う人もいるかもしれません。

そしてほとんどの人が不満ありつつ満足ありつつなのかな〜って想像してます。

 

よく聞く不満でいうと、「会社で認められない」「お金が足りない」「有名になりたい」「休みが欲しい」とか。

これは「会社で認められているあの人に比べて、自分が評価されてない」とか、「同世代のあの人はめっちゃ稼いでるのに、自分は平均的な年収だ」とか。

よくよく考えると絶対的な不満ではなく、相対的な不満ってケースが多いと思います。

 

【自分よりいい状態と比較すれば不満になる】

単純に自分よりいい状態の人と比べたら、自分は劣っているということになりますので、不満を感じやすいですよね。

まぁ当たり前かw

 

比較対象が他人でなくても同じで、過去の自分だったり、理想の状態だったり、自分よりもいい状態と比べたら不満を感じるわけですね。

 

 

【不満はエネルギーになる】

「今の自分に満足しなさい」ていう教えなので、不満はあまり良くない面もありますが、大事なものでもありますよね。

もし全てに満足していれば、それ以上の向上は求めないはず。

それが幸せな状態とも言えるかもしれないけど、向上していく最中も幸せなんじゃないかと思います。

 

向上するってことは、今の自分には足りない何かを得るとか、今の自分にいらない何かを捨てるという作業ですので、「現状に対する不満」が不可欠です。

だから「今の自分に満足する」とは言っても、大前提として「不満は必要なこと」っていう考えは必要なのかなって思います。

「不満を無くすんだ」って考えてしまったらどこかで矛盾が発生しますからね。

極論、「お腹が減った」という不満を解消しなければ餓死しますし。

 

ということで、「不満も大事」という事を確認した上で、次回に続きます。

 

No.1151

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